ハンコに使われる素材は色々ありますが、今でも高い人気を誇っているのが象牙です。古くからハンコの素材として、象牙は使用されてきました。ワシントン条約によって、新しい象牙の輸入ができない現在でも、象牙のハンコは高い人気を維持しています。
象牙のハンコが人気の理由は、「高級感」「朱肉吸着性」「耐久性」などが挙げられます。象牙のハンコは1本あたり数万円するのが一般的です。最高級のハンコになれば、10万円を超えることもあります。
そんな象牙のハンコだけに、買取の対象ともなっています。使用しない象牙のハンコがある場合には、買取に出すのも処分する手段の1つなのです。
象牙のハンコが今でも人気の理由とは?
高級感がある
象牙のハンコが人気の理由は、高級感があることです。象牙は、古くから高級な素材として扱われています。しかも、ワシントン条約によって象牙を輸入できなくなったことで、象牙の希少価値が上がり、価値が高まったのです。
そのため、象牙のハンコには、高級のイメージがあります。実際に、他の素材を使ったハンコに比べ、象牙のハンコの価格は高いです。
安いものでも1万円以上はします。高いものなら、10万円を超えることもあり、他の素材に比べると高いです。ですから、象牙のハンコは高級志向な方から人気を誇っています。
朱肉吸着性が良い
素材の価値だけでなく、素材の性質的にも象牙のハンコは人気となっています。象牙は、数多くあるハンコの素材の中でも、朱肉との相性が良いとされています。
朱肉の吸着性が良いため、ハンコを使用した際に鮮明で美しい印影になりやすいです。そのため、ハンコにとってベストの素材とされています。
耐久性が抜群
象牙のハンコが人気の理由は、耐久性も関係しています。象牙のハンコは、耐久性が抜群となっています。摩擦に強く、変形する心配がありません。
象牙のハンコは、実印や銀行印として使われることが多いです。なぜなら、実印や銀行印は、とても重要なものであり、一生モノとなります。そのため、実印や銀行印は、耐久性の良い素材を使用したものを選ぶべきなのです。
その結果、実印や銀行印を作る際に、象牙のハンコが選ばれやすく、高い人気を誇っているのです。
象牙のハンコの買取情報について
買取価格の相場とは?
象牙のハンコは、買取の対象となっています。基本的に、本物の象牙なら、どんな製品でも買取の対象となります。象牙のハンコの相場は、数千円~1万円ほどとなることが多いです。
もちろん、ハンコの数が増えれば、さらにプラス査定になることもあります。象牙のハンコが思っているほど高価買取にならない理由は、象牙の重量にあります。
象牙の買取では、象牙の重量がポイントです。重量があるほど、高価買取になりやすい傾向があります。しかし、ハンコとなると、それほど大きくないため、象牙の重量もあまり重くありません。
その結果、あまり高額買取は期待できないのです。とは言え、複数本ある場合には、合計で高額買取になることがあります。そのため、まずは買取査定に出してみてください。
買取査定のポイント
買取査定のポイントは、先ほど紹介したように象牙の重量にあります。重量があるほど高額になりやすいため、サイズの大きいハンコの方が高額買取になりやすいです。
また、ハンコの状態もポイントとなります。あまりにも、ヒビや傷がある場合には、マイナス査定となることがあるので注意が必要です。経年劣化でヒビや傷が付きやすいため、使用しない象牙のハンコがあるなら、早めに買取査定に出してしまうのがおすすめとなっています。
マイナス査定を回避するためにも、早めに買取に出してしまいましょう。
高価買取を目指す方法について
高価買取を目指すなら、複数の買取業者を利用することです。象牙の買取を行っている業者はたくさんあります。
業者によって、買取査定の金額に開きがあります。そのため、複数の買取業者を利用して、査定金額を比べるべきです。比較することで、最も高額な査定をしてくれた業者で売却することができます。
せっかく売却するなら、できるだけ高い金額で売却するべきです。少し面倒に感じるかもしれませんが、複数の買取業者を利用して、後悔しないようにしましょう。
まとめ
象牙のハンコは、今でも高い人気を誇っています。人気の理由は、「高級感」「朱肉吸着性」「耐久性」が挙げられます。
ワシントン条約によって希少価値が高くなり、より高級なイメージが強くなっており、ハンコとしての性能も抜群です。そのため、象牙のハンコは人気となっているのです。
象牙のハンコは、買取の対象となっています。少しでも高い金額で売却するためには、複数の買取業者を利用するべきです。複数の査定金額を比較し、一番高い金額で売却するようにしましょう。