こんにちは、鑑定士の中畑です。
本日は、東京区内のお客様宅へお邪魔してきました。
磨いてある象牙で、お客様が30年以上前に、香港旅行に行った際、お土産として買って来たそうです。
今回は、登録票がないとの事でしたので、登録票の代行をして取りたいと思います。
以前にも、少し書きましたが、登録票は、自然環境研究センターという所で発行してもらいます。
発行までのお手続きですが、書類3枚と写真5枚を送ります。
この、書類というのが、意外と手間がかかり、僕も慣れるまで苦労しました(笑)
まず、国際希少野生動植物種(器官及びその加工品)登録申請書を書きます。
名前だけ見ると、とても難しそうに感じると思いますが、この書類は、象牙の重さ、長さ、種名などを書き込むだけなので簡単です。
次に、登録申請する器官等の取得の経緯についてという書類を制作します。
こちらが、かなり細かく、象牙をどのような経緯で手元にあるのかを書き込むのですが、ここでめんどくさいと感じ、ご自分で登録票を取る事をあきらめてしまったお客様もたくさんいらっしゃいました(笑)
最後の一枚は、象牙が○○家にあったという第三者の証言を元にして書類を作ります。
一連の書類制作は、お客様にヒヤリングさせて頂き、ラフテルですべて作らせて頂きますので、お気軽にご相談下さい。