買取した商品のご紹介
今回買取させていただいたのは、赤珊瑚の丸玉となります。
珊瑚といっても様々種類がございます。
宝飾珊瑚に使われるのは、白珊瑚、黒珊瑚、桃珊瑚、赤珊瑚とありますが、中でも一番人気で希少性が高いのが、赤珊瑚となってきます。
その中でも特に希少価値が高いとされるのが血赤と呼ばれているものです。
実際の見た目の色味はトマトのような明るい赤ではなく少し黒みがかかった血のような色のことを指します。
今回の珊瑚は血赤とまではいきませんが、きれいな赤珊瑚です。
お客様に購入の経緯を伺うと、バブルの頃に沖縄旅行の際にこの珊瑚を購入されたそうで、丸玉のルースのまま買ってきてオーダーメイドで好きなデザインを作ろうと計画されたまま今にいたってしまったとの事。
TVのニュースで珊瑚が採れなくなっていて価値が高まっているとの情報を知り、今回ご依頼いただけました。
状態
傷もなくきれいな状態となっております。
こちらの角度からみますと、赤い模様の中に白い点がございます。
こちらは「フ」と呼ばれているもので、人間でいう骨の部分にあたります。
反対のほうにも小さいですが「フ」がみられます。
直径は22.2mmほどございます。
査定額
ラフテルでは100,000円つけさせていただきました。
成約後、お客様に聞いたのですが他店も回られたそうで、倍お値段が違ったと大変喜ばれておりました。
査定ポイント紹介
今回の珊瑚の丸玉の査定ポイントは3つございます。
まず一つ目は色です。
先ほどもお話しましたが珊瑚には様々な種類がございます。
その中でも赤珊瑚は大変希少で価値が高くなっております。
血赤とまではいかないまでも、大変きれいな赤色をしております。
次に二つ目は色調です。
珊瑚は単一な色が価値が高くなっております。
簡単にご説明するとムラがなく色が均一ということです。
日本産の赤珊瑚の特徴として、「フ」がみられます。
「フ」がある赤珊瑚は日本産の証でもあり、価値が高いのですが、なるべく小さく目立たなければ目立たないほど価値が高く査定額もUPにつながります。
最後に3つ目は大きさです。
赤珊瑚は桃珊瑚などと違い、幹が細いものが多く、大きいものはあまり採れません。
今回一番査定額アップにつながったのはその直径の大きさです。
大きい丸玉を作ろうと思った際に、細い枝先の部分では作れません。
根本の幹でしか作れないのです。
珊瑚の枝は何本も生えてますが、幹の太い部分は一本しかなく、そこの部分でつくる大きな玉は希少価値があります。
そして直径20mm以上のものは中々なく極めて希少価値が高いとされています。
まとめ
今回は赤珊瑚の丸玉のご紹介をさせていただきました。
珊瑚は赤珊瑚に限らず全て買取の対象になっております。
状態も丸玉に限らず、原木や枝のものも高額査定しております。
是非一度ラフテルの無料査定をご利用くださいませ。