買取した商品のご紹介
今回買取させていたお品物は「明治41年の新10円金貨」になります。
お持ちいただいたお客様は、親の遺品整理の際、見つかったものだそうで、まとめてお持ちいただいた中の一つに、今回の新10円金貨がございました。
状態
状態は大変きれいなものでした。
写真をみてもわかるように、未使用できれいに保管されたものでした。
表面になります。
何の遜色もなくきれいですね。
裏面もまたきれいです。
査定額
今回の査定額は、「94,000円」つけさせていただきました。
お客様も、処分目的でお持ちいただいたので、こんなにお値段がつくと思われていなかったと、みてもらってよかったと大変喜ばれておりました。
査定ポイント紹介
査定のポイントは大きく分けて３つございます。
まず一つ目が、「保存状態」です。
これは何にでもいえることですが、発行時の状態に近ければ近いほど良いです。
実際に明治時代に使われていたものになりますので、サビがついていたり摩耗や傷があると、やはり査定額はダウンしてしまいます。
今回のものは、ちゃんとコインカプセルに入れられて保存されており、サビや摩耗、傷が一切なかったことから、高額査定となりました。
二つ目が、「付属品」です。
本物であるという証拠でもある鑑定書や付属のケース等がありますと高額査定になるプラスポイントですね。
今回は付属品もありましたので、高額査定のポイントとなりました。
最後三つ目が、「発行年代」になります。
年代によって発行枚数が違います。
より高額となる年代は、明治37年、明治40年、明治43年になります。
明治43年の新10円金貨は、発行枚数8,982枚と大変少なかったので希少性が高く、未使用ですと数百万円にもなることもあります。
まとめ
今回は新10円金貨についてお話しさせていただきましたが、実際に表題でもありました。
新10円金貨と旧10円金貨ではどれほどの差があるのかですが、新10円金貨で大体平均して、5万円から10万円、旧10円金貨で40万円から1,000万円弱と圧倒的に旧10円金貨が高額となります。
旧10円金貨はそれだけ発行枚数も少なく、希少性がダントツで高いです。
明治10年の発行枚数は36枚、明治13年は136枚とかなり少ないです。
もしご自宅に眠っている10円金貨に限らず古銭がございましたら、一度ラフテルにて無料査定をされてみてはいかがでしょうか。
従業員一同心よりお待ち申し上げております。
