名前:A様
年齢:60代
所在地:台東区
買取した商品:ヤシカ Mat-124G
買取した商品のご紹介
今回ご紹介させて頂く商品はヤシカMat-124Gです。
このカメラはヤシカで初めてクランク巻き上げセルフコッキングを採用したヤシカのマットシリーズでその仕様はスタンダードなローライフレックスコピーと言われています。
国内メーカーではマミヤが独自の機構を採用していたのに対しヤシカはスタンダードな形式に拘っていました。
1960年頃からヤシカはマットシリーズをベースに露出計を組みこんだカメラを発売し1970年に発売し1986年に生産終了となった124Gを最後にヤシカの二眼レフカメラの最後のモデルとなっています。
状態
状態は稀にみる美品状態でとても50年近い年数を乗り越えて来たとは思えないほど美しい状態でした。
カメラは湿気や埃に弱い為ケースに入れていたとしても長い間押入れの奥などにしまい込んでいると内部にカビが生えたりしてレンズが濁って来てしまうのですが私が今まで査定させて頂いた沢山のカメラの中でも断トツのクオリティーでいかに大切にされていたかが伝わってくる商品でした。
査定額
査定額は20,000円を付けさせて頂きました。
査定ポイント紹介
査定のポイントとしては二眼レフカメラは気軽に使える今時のデジタルカメラとはやはり別物なのでやはり玄人好み商品と言える為やはりクオリティーが非常に査定の大きなポイントとなります。
その点においては本当に良くメンテナンスされていたのでこの価格を付けさせて頂きました。
まとめ
カメラという存在は一昔前は高価で高級品で本格的な物になると中々手の届かない物の一つでしたがスマートフォンの劇的な広まりにより搭載されているカメラももの凄いスピードで進化しましたその為日常的に使うレベルであればあえてカメラを持つ必要が無くなり今まで一家に1、2台はあったカメラが無いお家も多いのではないでしょうか。
現にデジタルカメラの市場は2010年をピークにこの約10年で7割以上も減少していると言われています。
カメラの市場はこれから先も減少の傾向になっていくのではないかと思いますがフィルムカメラはそういった意味では希少性がある製品かもしれません。
しまい込んでただカビが生えて行くのを待つよりも昔買った大切なカメラを良い状態の内に手放すのも良い方法ではないでしょうか?
当社ではどんなカメラも1つ1つ丁寧に査定させて頂きます。
是非一度古くて捨てようと思っているカメラでもご相談下さい。
もしかしたら思わぬお宝が眠っているかもしれません。