名前:K様
年齢:70代
所在地:甲府市
買取した商品:日本刀
買取した商品のご紹介
本日ご紹介するお品物はこちらです。
銘「備州長船住宗善」、長さ「75.4㎝」の日本刀です。
まず、日本刀などの刀剣類の査定依頼を頂いた際に必ずお伺いしなければいけないことがあります。
それは「銃砲刀剣類登録証」の有無です。
この登録証の無いものは法律によりお買取りすることができません。
お買取りだけではなく、登録証のない状態で所持している事も原則として禁止されています。
売却をお考えの方はもちろんですが、そうで無い方も一度登録証のご確認をしてみてください。
ただ、万が一紛失してしまった場合でも再交付ができますのでご安心ください。
また、今回お買取りさせていただいた刀には認定書もついておりました。
この認定書は「日本美術刀剣保存協会」というところで発行されたものです。
登録証とは違い、認定書は無くてもお買取りはできますが、プラス査定になる可能性がありますので、保管しておくことをおすすめ致します。
状態
次に刀の状態についてみていきます。
刃の部分を見てみると、多少の傷や錆がみられましたが刃毀れはありませんでした。
査定額
20万円
査定ポイント紹介
今回お買取りの日本刀の査定は、
①認定書
②銘
③状態
の3点を重視致しました。
まず①に認定書についてです。
冒頭でも少しお話ししましたが、登録証とは違い、認定書は無くてもお買取りはできます。
認定書は、日本美術刀剣保存協会の旧審査システムの元で発行されており、1982年以降には廃止されている証書となる為、現在では取得できない物となります。
②に銘です。
日本刀には無銘のものが存在しますが、基本的には作者(刀工)の名前や作られた年紀が彫られているものがあります。
銘(刀工の名)が有名なものであればあるほど、その刀の価値も高くなるのです。
最後③に状態についてです。
日本刀に限らず、どんなお品物でも共通して言える重要な査定ポイントはやはり「品物の状態」です。
どんなに名刀でも、どんなに高級なお品物でも、状態が悪ければ悪いほどにその品物の評価と価値は下がってしまいます。
まとめ
今回は山梨県甲府市のK様のご自宅まで出張買取をさせていただきました。
お品物の日本刀はK様が趣味でお持ちだったそうですが、もう若くないので手放したいという理由から今回の査定のご依頼を頂きました。
弊社ラフテルでは、出張査定・LINE査定・ご来店査定と様々な査定方法をご用意しております。
売却をお考えのお品物がございましたら是非一度ご相談ください。
お待ちしております。
桃園美術より転用