名前:T様
年齢:60代
所在地:所沢市
買取した商品:日本刀(長曽弥浩興正)
買取した商品のご紹介
今回買い取らせていただいたのは長曽弥興正の日本刀になります。
刀身の長さが約70cmの太刀に分類される刀になります。
刀身の長さにより短刀、脇差、打刀、太刀と種類が変わっていき、一概には言えませんが刀身が長いものの方が高額になる傾向があります。
今回のお品物の刀工「長曽弥興正」は江戸時代の刀工です。
初代虎徹である刀工「長曽弥興里」の実子とも養子とも言われる人物で二代目虎徹にあたる人物です。
作柄は反りが浅く、板目肌の地鉄となり、数珠刃風互の目乱れや広直刃などの刃文が多く、焼きと砂流しがかかっています。
銘は太鏨で「長曽祢興正」、「長曽祢虎徹興正」、「長曽祢虎徹二代目興正」などがきられています。
状態
状態はしっかり手入れされていたと言うことでとてもきれいです。
きれいな直刃文です。
査定額
今回の査定額は「320,000円」となります。
査定ポイント紹介
日本刀の査定ポイントはいくつかあります。
まず、銘がしっかりとあるかどうかです。
日本刀は美術品としてあつかわれますので、作者がしっかりわかるものかどうかはとても大切になります。
この作者によっての評価も査定額にかかわってきますし、日本刀の場合作られた時代によっても評価が変わります。
「古刀」といわれる平安時代~安土桃山時代期の作品、「新刀」といわれる江戸時代の作品、「現代刀」といわれる明治時代以降の作品、大まかに分けるとこのようになります。
古い時代の方が評価が高く、査定金額もあがります。
今回のお品物はしっかりと「長曽弥興正」の銘がはいっておりました。
これは「新刀」に分類されます。
次に状態です。
これも美術品の宿命ですが状態によって金額は大きく変わります。
特に日本刀の場合「烏口」や「刃切れ」など致命傷といわれる傷があります。
これらの致命傷があるものは大幅なマイナスとなってしまいます。
日々のお手入れを欠かしてしまうと状態はどんどん悪くなってしまいますのでご売却をお考えの方はお気を付け下さい。
今回のお品物は致命傷はなく、きれいな状態でありました。
大きくこの二つが今回の査定ポイントとなります。
まとめ
当社ラフテルでは刀剣や絵画など、美術品の買取にも力を入れております。
飾らなくなった絵画や日本刀などしまわれたままのお品物はありませんか?
ラフテルでは専門の査定員がおりますので「何故、その査定額になるのか」をしっかりと説明致します。
丁寧に査定させていただきますので気になるものがございましたら是非ともご連絡ください。
ラフテルでは出張査定もいたしております。
絵画や日本刀などお持ち込みが難しいものでも対応しております。
査定員の毎日の検温、マスク着用、アルコール消毒等を徹底しておりますのでお気軽にご連絡ください。
桃園美術より転用