名前:S様
年齢:40代
所在地:静岡市
買取した商品:日本刀
買取した商品のご紹介
本日ご紹介するのはこちらのお品物です。
「日本刀 刀 肥後國住赤松太郎兼裕作 丙戌年四月吉日 長さ702.5cm」
ご売却いただいたのは静岡県にお住まいのS様です。
お品物はS様の亡くなられたお父様が趣味で集められていたものだったそうです。
S様は遺品整理を調べた際に弊社のHPを見つけてくださり、ご連絡をいただけました。
弊社ラフテルでは「一般社団法人 遺品整理士認定協会」より「遺品整理・遺品査定」の認定を受けた査定員がおります。
故人様が遺されたお品の整理をお手伝いしながら、価値のあるものはしっかり査定をさせていただきます。
状態
錆のないとてもきれいな状態でした。
お話をお伺いすると、S様のお父様が定期的にお手入れされていたそうです。
刀は鉄でできている為、手入れせずに眠らせてしまうとすぐに錆が生じてしまいます。
表面の錆を放置してしまうとやがて内部へも影響してしうため、定期的に正しい方法でのお手入れが必要なお品物です。
S様のお父様はしっかりお手入れされたのがわかるきれいな刀身でした。
査定額
33万
査定ポイント紹介
①登録証の有無
②銘の有無
③状態
①
まずは登録証についてです。
法律上、刀剣類には「銃砲刀剣類登録証」が必要になります。
登録証の無い刀剣はお買取ができませんので査定の際はご一緒にお願い致します。
原則、所持するのにも必要ですので紛失等してしまった場合は再発行をしておくと良いです。
②
次に銘の有無です。
銘とは刀の作者(刀工)の名前です。
※肥後國住赤松太郎兼裕作
今回の刀は赤松太郎兄弟、兼嗣と兼裕の合作であることがわかります。
熊本県八代市の刀匠で、兼嗣・兼照・兼裕の三兄弟で銘には三人共「赤松太郎」と称しています。
無銘のものでも高額査定になる刀も存在しますが、比較的に銘のあるもの方が価値が高いです。
③状態
最後に、査定で一番重要となる状態についてです。
どんなに良い銘の刀でも、状態が悪ければ悪いほどマイナス査定となってしまいます。
ご売却をお考えの品はもちろんですが、そうでない品も日ごろからのお手入れが大切です。
特に、今回のような遺品となってしまうと手入れする人がいなくなってしまう場合ごあります。
今回は錆が生じる前にお買取させていただけてよかったです。
まとめ
ご自宅に刀をお持ちで、対処にお困りの方はいませんか?
S様のように相続したものの手入れが分からず困っている方も多いのではないでしょうか。
手入れがわからず取り返しのつかない程錆びてしまう前に、しっかり査定額がつくうちに売却しませんか?
査定だけでも是非一度ご相談ください。
ご連絡お待ちしております。
桃園美術より転用