こんにちは。
ラフテル鑑定士の楡木です。
今回は中国切手についてご紹介させて頂きます。
【先ず今回お買取りしたお品物】
・中国切手 革4 中国共産党成立50周年 1921-1971 全9集 未使用
・パリ・コミューン100周年 4種完 1971年 未使用
【買取金額】
今回弊社がご提示させて頂いた査定額は「35000円」です。
【状態】
今回は全て未使用品になります。
【査定ポイント】
中国切手は日本切手とは違い単種ではなく同シリーズで複数の種類があり全種類無ければ欠品扱いになってしまいます。
切手1枚1枚に名前があり、その種類によって査定額も変わっていきます。
主に切手の左下にシリーズ名等が書いておりますのでご自身でも簡単に調べることが可能です。
【どうして中国切手は高額査定になるのか。】
中国切手とは言え、特に高額査定になりやすいのはある年代の切手達です。
当時中国では切手文化大革命が起こり切手の収集が禁止されました。
更に外国へ切手を輸出することも出来ませんでした。
また、外国への郵便も少なかったことから、現存数が少なく希少性が上がり高額になるのです。
当然良好な状態で保管されているものは更に少なく、美品には非常に高い値が付いてきます。
主に中国切手の1950年代から1980年初期頃の切手は中国国内でも人気で高値で売買されているものが多く、当該当期間の中国切手は「たまたま持っていたもの」「当時おみやげでもらったもの」等がよくありますし意外な値段が付いたりします。
特に有名な切手として「赤猿」が挙げられます。
発売当初は50円くらいで売られており現在の価値としては使用済みでも1000倍以上になっております。
ほとんどの中国切手には「中華人民郵政」もしくは「中国人民郵政」の文字が入っています。
「中華民国」とあるのは台湾切手になりますのでお持ちの切手を確認してみてはいかがでしょうか。
中国切手の古い物にはいわゆる「旧中国切手」というものがあります。
特に旧中国切手では孫文の図柄になっているものが多くありこれらに関しては一部のものを除いて、当時大量に日本に持ち込まれた物になります。
ですので年代は古いですが希少価値はそこまでありません。
【中国切手は未使用と使用済みだとどれほど価値が変化するか。】
上記でもご説明致しましたが中国切手は文化革命期の切手以外は高額になりません。
また現存枚数が少なく状態次第で査定額は大幅に変動いたします。
大体一部を除き未使用品の半値程度になる事も少なくありません。
使用済みだからといって価値が無いわけではありませんのでお気軽にお問い合わせください。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
今回は中国切手の査定内容となぜ中国切手が高額査定になるのかについてご紹介させて頂きました。
日本の切手とは違い年代が古くても付加価値は付きにくいのが中国切手になります。
またずっと中国切手だと思い込んでいたお品物がもしかしたら台湾切手かもしれませんし今一度確認してみるのもいいかも知れませんね。
昨今、お家時間が増加した影響か断捨離中にこんなお品物が出てきたんだけど買取対象ですかとお持ち込みして下さるお客様が急増しております。
今回は当時お土産で貰った中国切手が片付けをしていたら見つかり価値がわからないので査定してほしいとの事でご来店して下さいました。
日本の切手ではないので使うに使えず処分感覚でご来店して下さり驚きの査定額で満足されておりました。
本当に捨てる寸前だったらしく、たまたま弊社の折込チラシを見て中国切手の高価買取という文字を見て来店して良かったと大喜びでした。
弊社は切手以外も高価買取をしております。
例えばロレックス等の高級時計や宝飾品や貴金属なども高価買取しております。
また他社でお断りされたお品物や壊れてしまった物や捨ててしまう物がありましたら一度弊社ラフテルにいらしてはいかがでしょうか。
ひょっとしたら思いもよらぬお宝になるかもしれませんね。
お気軽にお問い合わせください。
お客様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。