今回は、いつもお世話になっているお客様より、プラチナ製品を大量にお買取させていただきましたのでご紹介させていただきます。
プラチナと言えば、金と同様に希少金属の1つですね。
昨年度の最高価格pt1000(純プラチナ)で¥4,481/gと相変わらずの高額で取引されています。
しかし昨今では金相場の異常な上昇により「プラチナは安い」「値段が下がった」などという残念な勘違いをされてる方がかなり目立つように感じています。
金相場がプラチナを上回った理由とは?
プラチナの相場が下がったと感じるのは、金の相場がプラチナを大きく上回ったことにより、プラチナの値段が下がったという間違ったイメージが定着しているのではないでしょうか?
実際に過去の価格水準を見てみると、40年以上前まで遡っても現在の相場は負けず劣らず
むしろ高値をマークしています。
しかし、10年程前から金相場がみるみる上昇し、現在ではプラチナの約倍ほどのg単価になってしまいました。
その理由は様々あるようですが、大きくは世界的な不況があるようです。
金は5割以上が宝飾品などの原料に使用され、1割が工業用材として使用される。
一方プラチナは宝飾品としての需要は3割程度で工業用材としての割合が大半を占めるのです。
中でも自動車産業での需要が高く、世界的な不況により鳴かず飛ばずの状況に陥り、必然的にプラチナの工業用材としての需要も少なくなり、相場も伸び悩んでいる状況の様です。
そして、宝飾品部門においても、日本や中国においてはプラチナの宝飾品はとても多く見られますが、世界的にみると金製品のモノが大半を占めています。
景気が良かった頃から比べると、プラチナはかなり肩身の狭い思いを強いられている様子です。
しかし、プラチナはこのままずっとこんな状況が続くのでしょうか?
プラチナは今後どうなる?
プラチナの産出は南アフリカとロシアが9割を占めています。
この両国に経済不安が起きればプラチナの相場上昇も大いに可能性があります。
過去にも実際にロシアの金融危機でプラチナの輸出がストップし相場が上がったり、リーマンショックの直前に南アフリカ財政難でプラチナ価格は急高騰しました。
それがいつになるのかは我々にも分からずあくまでも憶測に過ぎません、一つ言えるのは金やプラチナは世界的な不況や経済不安があった際に高騰するものだということです。
プラチナ製品、どんな状態でもお買取します。
お客様に多く聞かれるのが「ネックレスだったけど切れちゃった」「指輪で石が取れちゃっている」「指輪サイズ直しちゃったけど」などこんなものでも大丈夫?とよく質問されることがあります。
ズバリ、状態年代一切不問、どんなものでも大丈夫です。
切れようが石が取れようがサイズを直そうがプラチナには変わりありません。
そういったお品物の場合重要なのが、「含有量と重さ」それだけでございます。
何も心配せず何なりとお持ち込みくださいませ。
まとめ
今回はプラチナのお買取、ご紹介をさせていただきました。
金と同様に量をお持ちの方は売り時にかなり悩まされているのではないでしょうか?
しかし、私が兎に角お伝えしたいのが、「今も高いです」ということです。
確かに過去を辿れば金なんて相手にもならないくらいの相場感で君臨し続けてきたプラチナがまさか金に抜かれるだなんて誰が想像できたでしょう?
その時を知っている方々の事を思えば「安くなった」「売り時ではない」そういった声が聞こえるのは無理もない事だとは思います。
実際にはそんなことは無くずっと横這い、むしろ去年からは上がっていますよ。
実際にネットで過去の相場年表などを見るのもいいかと思います。
売り時は正直「お客さんが高いと思うタイミング」が大切なのかもしれません。
勿論お客様の大切なお品物の売却のご相談にはしっかりと乗らせていただきます。
少しでも高くご売却をするお手伝いをさせてください。
ご来店、お問い合わせ心よりお待ちしております。