今回は、K18wgブラックダイヤモンドのネックレスをお買取させていただきましたので、ブラックダイヤモンドについて、詳しくご説明させていただきます。
ブラックダイヤモンドとは?
簡単に言うと、ダイヤモンドになり切れなかったダイヤモンドですね。
ブラックダイヤは硫化物やグラファイトを多く含んだダイヤになります。
石自体が黒色なのではなく、これらを含むことによって黒く見えるのです。
ブラックダイヤモンドの価値は?
ブラックダイヤモンドの産出量は比較的多いとされています。
ブラックダイヤモンドは人工で作られることも多くあり「工業用」としても多く利用されてきた様ですが、近年ではジュエリーとしての需要も高くなってきているようです。
そもそも価格帯としては通常のダイヤモンドの10分の1以下で、安価で手に入りやすいジュエリーとして少しづつ相場も上がってきている様に思いますが、通常のダイヤモンドが1ctあたり20~100万に対しブラックダイヤモンドは1ctあたり3,000円前後なのです。
なぜ安価で取引されているのか?
それは、多くのブラックダイヤが人工処理されているからだという理由が挙げられています。
通常のダイヤモンドで品質が劣ってしまうものに対して人工的に着色し、ブラックダイヤとして販売するため、コストが低く、量産することができます。
しかし、中には「漆黒の天然ダイヤモンド」つまり天然物で真っ黒に輝く美しいブラックダイヤモンドとなれば、市場でも目にすることは殆どなく、かなりの価値があるモノになってきます。
過去には、「ブラック・オルロフ」と呼ばれる67.5ctのブラックダイヤモンドに約4,000万円の価値が付いたこともあります。
通常のダイヤモンドと比べると劣りますが、ブラックダイヤモンドでの価値とすると、かなりビックリする金額です。
今後、どこまでその価値が上がるのかは不透明ではありますが、需要が上がれば相場は上がる、かつ希少性があるとさらに上がります。
ブラックダイヤモンドは通常のダイヤモンド程希少性はありませんが、今後も少しづつ相場が上がっていくことを期待したいですね。
ダイヤモンドの種類
天然ダイヤモンドは無色透明やブラックダイヤモンド以外にも様々な種類が存在しています。
それらはカラーダイヤモンドと呼ばれ、ブルー、レッド、ピンク、パープル、など12種類もの色とりどりのダイヤモンドが存在します。
なかでも「レッド」と「ピンク」は大変希少で市場でも高値で取引され続けています。
状態
今回のお品物は、お母さまからいただいた物だということで、購入から30年以上が立っているようですがとても綺麗で今付けていても劣らないデザインで素晴らしい一品ですね。
WG部分もくすみがなく輝いています。
ブラックダイヤモンドの独特な輝きはどんなに古くても衰えません。
今回こちらのお品物を弊社ラフテルでは「¥35,000」の買取査定金額をお付けさせていただきました。
まとめ
今回は、K18wgブラックダイヤモンドにのお買取、ご紹介をさせていただきました。
ダイヤモンド1つとっても12種類の色とりどりのカラーが存在し、その目利きは本当にシビアで日々勉強の毎日です。
今回のお品物であるブラックダイヤモンドはよくお持ち込みになられるお客様も多く、それほどに需要があり人気なアイテムなんだなと思っています。
金相場の上昇とともに、宝飾品のお持ち込みがかなり増えてきたかと思います。
宝飾も勿論の事、枠の金、プラチナも相場が高いうちにご売却を考えられた方が良いかもしれませんね。
同じものを「時期」が違うだけで高かったり安かったりします。
どうせなら少しでも高く買取れる時期に「不要なものだけ」お持ち込みください。
その他にもカメラや切手、テレカ、イミテーション、どんなに古くても、壊れていても構いません、幅広くお買取しております。
お客様のお問い合わせ、ご来店を心よりお待ちしております。