名前:T様
年齢:60代
所在地:青梅市
買取した商品:セイコー クレドール クォーツ 6730-5130
買取した品物のご紹介
こちらのお品物はT様が40代のころに買われたお品物だそうです。
お仕事がうまくいった記念としてご自身へのご褒美で購入され、買って満足してしまったそうです。
付けたのは数回じゃないかな?もうだいぶ前だし使わないし、でもクレドールだから良い値段になるだろ?と今回お持ちいただきました。
状態
確かに状態は非常に良く、使用感はあまりありません。
ベルトが革製のため若干のスレと劣化は見受けられますが、購入から約20年たっていると考えると保存状態が良いですね。
ただ、残念ながらこちらは電池切れでの不動品で結構前から止まっていたそうです。
素材はSHA+K18という事で、メインの素材が硬質合金で文字盤の一部に金を使っております。
20年前の品物ですが、今でも現役で使えるデザインですね。
査定額
では査定金額です。
今回お品物がキレイだったことをプラス、不動であることをマイナスで査定に反映させ¥8,000を付けさせていただきました。
T様は最初難色を示していらっしゃいましたが、下記のポイントをお伝えし、現在の需要などからの査定金額である事に納得され、ご成約となりました。
査定ポイント紹介
では、その査定ポイントです。
状態がキレイであることはプラスとなります。
今回の時計に関してはマイナスポイントをお伝えします。
一つ目は不動であることです。
正確にどのくらい前から止まっていたか不明になってしまいますが、止まってしまった電池はそのままにすると液漏れを起こしてしまいます。
時計内部の基盤に液がかかると修理が必要となり、状態がわからない以上マイナスになってしまいます。
次にクォーツ時計自体の需要です。
手巻き式時計はその技術にお値段が付きます。
またハイブランド、シャネルやカルティエはファッションとして付ける方が多く高額になります。
セイコーも日本が誇る時計ブランドではありますがメンズモデルという事もあり、ありふれた時計という判断になりがちです。
そのため世間一般の需要という観点から若干のマイナスとなってしまいました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最近の時計は進化しており、電池の不要なソーラー式や、狂わない電波式など、最近は心拍数や歩数が計れ、携帯と連動できるスマートウォッチが売れていると時計屋さんで聞きました。
中古業界では昔高かったかどうかはもちろんですが、今人気があるかどうかでも金額が変わってきますので、そういった観点から今回の査定となりました。
もちろん人気が無いという事ではありませんし総合的に判断してです。
また時計として人気が低くても例えば金無垢であれば金としての価値があるため高額になったりします。
お品物ごとにどうしたら高額になるか様々な観点から査定を行っております。