名前:P様
年齢:60代
所在地:和歌山県和歌山市
買取した商品:天保二朱金 安政豆板銀 安政両面 文政両面 大黒豆板銀 など古銭5点 まとめて
買取した品物のご紹介
こんにちは。
最近は時代劇等もTVで放映されることがないため目にされることもないかと思われます。
一般的なイメージとしては穴あき銭の方が浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
日本は東日本が金が多く西日本が銀が多く流通していたとされていますがほぼ銀本位制と言ってよい状態で銀が貨幣として多く流通していたとされています。
山吹色の菓子で有名な小判は金ですが銀は丁銀として作られておりそれより少額なものが豆銀として作られました。
銀座や銀行など銀が主体で流通していた名残はそこかしこに名前として残っていますが旧家の蔵などから出てくるものもどちらかと言えば小判より丁銀や豆銀の方が出てくるのですがあまり注目されなかったりしています。
今回お持ち込みいただいたこちらのお品物はお客様のお父様が収集されていらっしゃったものということでお客様ご自身は興味はないが価値のあるものと聞いていたためお金に変えたいということと本物かどうか見てほしいということでお持ち込みいただきました。
状態
まずはこちらを見てみましょう。
昔コイン商さんから購入された古銭はこういった状態で保存されていることが多いです。
コイン商さんで販売されるときにこの形で販売されておりファイルなどに入れて保存されていらっしゃる方も多いです。
ホチキスで止められており鉛筆で金額が記入されています。
残念ながら現在ではコインのコレクターの方も以前より減りこういった形で販売されていた時の金額と同じとは言えないのですがお客様にとってはここに記載されている金額以上の価値があるものとして持ち込まれる場合があります。
保存状態は悪くないのですが、記載されている金額はその通りとは言い難いため非常にお伝えするときに慎重にならざるを得ません。
査定額
今回は合計で28,000円の金額を提示させていただきました。
お客様は本物だったのかとおどろかれていらっしゃいました。
査定ポイント紹介
今回の査定ポイントは押されている刻印になります。
なぜならこちら、小判や板銀などのように重さだけで判断することができません。
丁銀などより半端な分をまとめているため一律の重さではなく数種あり今回のように大黒様のマークであるとか決まったものが押印されている形でも判断されます。
保存状態もよくしまい込まれていたためか劣化もなく判断がしやすいお品物だったためこの金額になりました。
お客様は偽物ではなくこの金額ということで大変お喜びいただきました。
まとめ
今回は天保二朱金 安政豆板銀などをご紹介させていただきました。
本物かどうかわからない、価値があるものか見てほしいと言ったときには是非お気軽に当社にお知らせください。
開催地が遠い、外出が難しい場合には当社のLINE査定がございます。
ご自宅に居ながらにして査定、お買取りまで済ませることができます。
一度お試しください。