名前:O様
年齢:60代
所在地:高崎市
買取した商品:薙刀 なぎなた 在銘 表:賀州住藤原長次 長さ 37.3cm 刀身重量約455g 錆あり
買取した品物のご紹介
今回ご売却頂きました商品はこちらです。
薙刀 なぎなた 在銘 表:賀州住藤原長次です。
こちらの商品はお父様の商品で、ずっと家に置いてあり飾るにしても家の雰囲気に合わずでどうしよと考えておりご来店頂きました。
状態
それでは状態の確認をしていきましょう。
刀ではとても大事な所だと思いますが、刃こぼれや錆等の確認をさせて頂きました。
目立った刃こぼれ等はないのですが、細かい刃こぼれは多少見当たりました。
続いて茎(なかご)部分の確認です。
茎は当時のよって使っている材料が変わってくるので、錆びれ方が時代によって変わっております。
もちろん元々は刀身と同じ様な銀色となっております。
中には錆びを取ろうとする方もいらっしゃいますが、個人での錆取りはおすすめいたしません。
刀によっては錆も見どころの一つになっております。
下記のような錆びは基本的には大きく値段が下がるようなものではございません。
査定額
今回こちらの商品には¥60,000お値段をつけさせて頂きました。
O様はそんなに金額がつくとは思っておらずでしたので、とても喜んでおられました。
査定ポイント紹介
それでは査定ポイントのご紹介をさせて頂きます。
刀の査定するポイントは大きく分けて2つございます。
1つ目は希少価値のある刀かどうかです。
希少価値をどこで見極めるかといいますと、一番わかりやすい部分で「銘」です。
今回の商品は「賀州住藤原長次」という銘が入っております。
この作者は加賀の刀工という情報があり、初と2代目がいたそうですがどちらの商品かは不明となっております。
こちらの銘が有名な作者様であれば、金額も高く希少価値が高い商品といえます。
2つ目は状態です。
先ほどの「状態」でも確認はしましたが、状態も金額に大きく関わってきております。
こちらは単純で如何に刃こぼれ汚れ等がなく綺麗な状態かの判断となっております。
刃こぼれや錆等があるとやはり金額はダウンしてしまいます。
刀はとても錆びやすい商品ですので、メンテナンスをしていないと大体の刀は錆等は出てきてしまうことは多いです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
刀も昔に比べると需要が低くなっております。
現在は昔に比べると床の間がない家がほとんどで家の雰囲気に合わないとおっしゃるお客様が多くいらっしゃいます。
しかしまだまだコレクターの方はいらっしゃいますので、お値段はつきますので今の内にお持ちいただければ高額な金額になる可能性はございますので、是非お持ちください。
また刀の売却には登録証が必要になります。
登録証がないとお買取り不可商品になってしまいますので、一緒にお持ちください。
是非皆様のご来店を心よりお待ちしております。