名前:N様
年齢:60代
所在地:神奈川県横浜市
買取した商品:フイルムカメラ MAMIYA 中判カメラ
買取した品物のご紹介
今回お買取りをしたお品物はこちらのフイルムのカメラです。
Mamiya 7シリーズは6×7判レンジファインダー、レンズ交換式カメラです。
ピント合わせはライカなどと同じ二重像合致式です。
シャッターはレンズシャッターで、ボディ側で設定したシャッタースピードで
レンズ内のシャッターを開閉させます。ストロボも全速同調します。
レンジファインダーカメラなので最短撮影距離が1mで寄ることはできません。
また、ブライトフレームおよび外付けファインダーなどで視野を確認し
撮影することになるので、ファインダーで見た光景と実際の写真で写る範囲に多少なりとも誤差が生まれます。
一眼レフのようなミラーがなく、軽くて扱いやすいカメラです。
ここで、カメラメーカー「マミヤ」の歴史について触れていきましょう。
マミヤは、国内初のレジスター(金銭登録機)の製造を行なっていた間宮精一により、誕生したメーカーです。以前から熱中していた写真活動にも精力的に取り組み、写真作家として作品を手がけたり書籍を出版したりしていました。
この経験がもととなり、勤めていた日本ナショナル金銭登録機株式会社(元・日本金銭登録機株式会社)を1937年に退社し、独創的な国産カメラの製造を目指すようになりました。会社を退社後、間宮精一は写真活動の最中に出会った、銀行家の子息である菅原恒二郎とともに、カメラ製造に関する事業を興します。そうして、1940年に始まったのがマミヤ光機製作所です。同年に生産を開始した「マミヤシックス」は、海外製品に劣らない国産カメラとして高い評価を受けました。現在ではマミヤ・デジタル・イメージング株式会社として、引き続きカメラ事業を行なっています。
状態
カメラの状態を見ていきましょう。
まずは、正面です。画像はレンズを取り外した状態です。
大きな傷や汚れ、カビなども無く綺麗な状態です。
下部も綺麗な状態で大切にご使用されていたことがわかります。
また、背面部の蓋を開け中の状態も良好です。
取扱説明書やレンズキャップなどの付属品も備わっているので、高額査定につながります。
査定額
こちらの中判カメラの査定額は「350,000円」です
査定ポイント紹介
ポイントのひとつ目は稼働しているか、していないかが大きく差がついてきます。
こちらのカメラは稼働しているので高額査定に繋がります。
ふたつ目は、カメラの状態です。
上記にも記述していますが、汚れやカビの有無で状態の良いカメラは高ポイントです。
みっつ目はカメラの希少性です。
中判カメラは未だに人気の高い機種となっています。
以上、3点のことから今回の高額査定に繋がりました。
まとめ
近年ではなかなか使用されなくなったフイルムのカメラですが、一部の愛好家の方々に好まれるカメラもあります。
日本は湿気の多い土地柄ですので、押入れの中で眠っているとカビなどでカメラが傷んでしまいます。その前にお手放しをご検討いただければ幸いです。
ラフテルではみなさまのお越し心よりお待ちしております。