名前:M様
年齢:60代
所在地:千葉県柏市
買取した商品:モーリス 懐中時計
買取した品物のご紹介
今回お買取りしたお品物がこちらです。
モーリスの懐中時計になります。
モーリスは1950年代半ばくらいまでセイコーやシチズンに時計部品を供給していました。
セイコーが懐中時計を設計するにあたりお手本としたスイス時計の一つがモーリスで、日本の時計メーカーの技術発展に大きく貢献していました。
今は存在しないブランドですが、かつてはスイス時計のブランドとして人気を博していました。
今では知名度やブランド力等が薄くなりましたが、アンティーク品として風格があり、まだまだ人気があります。
今回のお客様はこちらのモーリスの懐中時計を父から譲り受けたそうですが、最近は懐中時計はおろか、腕時計もしなくなったそうです。
形見として残しておきたかったのですが、息子に譲りたくても必要ないと拒否されてしまい、受け継ぐことができず困っていたそうです。
それならば他に誰か使ってくれる人がいればと、ご売却を決意されたそうです。
そんな中、弊社ラフテルのチラシをご覧になり、壊れていても、古くてもどんな状態の時計お買い取るといううたい文句に惹かれご来店されました。
誠にありがとうございます。
状態
それでは状態を確認していきましょう。
風防に目立った傷はございませんが、内部の文字盤が経年劣化による変色が見られます。
手巻きの為上部のリューズを回したところ、問題なく稼働いたしました。
次に背面を見てみましょう。
やはり年数がたっており、スレや傷、汚れが目立ちます。
アンティーク品としては多少のスレや傷があったほうが味が出ていいですが、次に使用される方にとっては少しマイナスポイントになります。
査定額
¥5,000-
お客様はかなり古いもので値段が付かないと思い、誰かに使ってもらえれば100円でもいいと考えておられたようで、予想外の金額に驚かれておりました。
査定ポイント紹介
①状態
まず大前提は時計ですから、稼働するかどうかが重要な査定ポイントです。
今回のお品物は手巻きでしたが、ちゃんとゼンマイを回すことができ、稼働もしました。
手巻時計は使い込まれるとリューズが動かなくなることが多いですが、メンテナンスをしっかりしていれば長く使用することができます。
そして傷や汚れの有無も次に使う方にとって重要と言えます。
こちらの懐中時計は多少の傷、汚れはございましたがアンティーク時計として言えば許容範囲内でした。
何十年も前の懐中時計が当時のまま残っていたらそれはアンティークとは言いずらいですよね。
②需要
スマホやスマートウォッチなどがある現在では、腕時計や懐中時計などの人気はひと昔前と比べると落ちてきています。
それでもアナログ時計を好まれるお客様はいらっしゃいます。
懐中時計は特にアンティーク品が好まれる傾向にありますので、需要はまだまだございます。
まとめ
いかがだったでしょうか、今回はモーリスの懐中時計をお買取り致しました。
皆様も使わずに眠っていた時計はございませんか、その時計が思いもよらない金額が提示されるかもしれません。
只今弊社では、時計の買取を強化中です。
ブランドの時計はもちろん、ノーブランド時計、他店で値段がつかなかった懐中時計、動かなくなってしまったものや、ベルトが切れてしまった物など、どんな状態の時計でも買い取らせて頂いております。
無料鑑定も致しておりますのでお気軽に皆様のご来店従業員一同心よりお待ち申し上げます。
最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。