名前:A様
年齢:60代
所在地:栃木市
買取した商品:日本刀 脇差 わきざし 在銘 藤原宗貞 長さ50.8cm 刀身重量約526g 錆あり
買取した品物のご紹介
今回お買取りさせていただいたお品物は日本刀 脇差 わきざし 在銘 藤原宗貞 長さ50.8cm 刀身重量約526g 錆ありとなります。

状態
脇差の商品状態はしっかりと保管されていたようで目立った錆びや汚れはありませんでした。


登録票と実物も差違はありませんでした。

査定額
日本刀 脇差 わきざし 在銘 藤原宗貞の査定額は¥36,000-とさせていただきました。
査定ポイント紹介
1. 刀身の特徴
刃文(はもん): 刃文の種類(直刃、乱刃、互の目など)や美しさ、均整が取れているか。
地鉄(じがね): 刀身の地肌の状態や模様(柾目、板目、杢目など)。
地鉄の詰まり具合や錆びの有無。
形状(姿): 刀の反り、長さ、幅、鋒(切先)の形状。
時代ごとの特徴が見られるか。
鍛え肌: 鍛造の模様が見事に浮き出ているか。
傷(ふくれ、鍛え割れなど)がないか。
2. 銘(めい)と作者
銘文: 刀身に刻まれた作者の銘や年号。
銘がある場合はその真贋が査定に影響。
作者の名声: 有名刀工(正宗、兼光など)や流派(備前、相州、山城など)の作品は評価が高い。
鑑定書の有無: 日本刀の専門機関(NBTHK、NTHKなど)による鑑定書が付いているか。
3. 状態と保存状況
錆びや傷: 刀身の錆びや研ぎ傷が少なく、保存状態が良いか。
研ぎの状態: 良い研ぎが施されており、刃文や地鉄が美しく見えるか。
修理跡: 刀身に欠けや折れの修理跡がないか。
4. 拵(こしらえ)や付属品
拵の豪華さ: 鞘(さや)、鍔(つば)、柄(つか)などの細工が精巧で美術的価値があるか。
時代性: 拵や金具が刀身と一致した時代のものであるか。
付属品の有無: 鞘書(さやがき)、箱書、古文書などが残っているか。
5. 時代背景
製作時期: 平安時代から江戸時代にかけての刀剣は時代ごとの技術や文化が反映されており、時代による価値の違いがある。
使用履歴: 武士や歴史的な人物に関わる背景があると大きな価値を持つ。
6. 市場での需要
収集家や市場のトレンド: 現在の刀剣市場でどのような種類の脇差が人気か。
美術的価値と希少性:他に類似品が少ない場合や美術品として評価が高い場合は、価値が上がる。
これらのポイントを基に査定します。
特に重要なのは、刀身の状態と作者の信頼性です。
まとめ
刀剣類は今と昔とでは需要が少なくなってきているのが現状です。
住宅の造りも床の間がないものが多く昔のように飾って楽しむということが少なくなってきています。
ただ、海外での人気が高まってきているとのお話もよく聞きますので処分をお考えの方がいらっしゃいましたら一度お気軽にお声がけいただければと思います。