名前:S様
年齢:30代
所在地:郡山市
買取した商品:k18 トルマリン 6.3g 5.55ct 0.36ct
買取した品物のご紹介
本日のご依頼品はトルマリンを使用した大ぶりなリングになります。

S様のご家族からお譲り頂いた物のようです。
リングのサイズが合わないのと、デザインが好みではない為売却することをお考えのようです。
昨今ではジュエリーをリフォームしてくれる業者さんも増え、昔よりかはリデザインしやすい時代になりました。
しかしコロナ以降あまり派手な集まりかいもなくなり、ジュエリーをつけなくなってしまった方が多く自分だけつけていても目立ってしまうとの事で手放す決意をされたようでした。
状態
リングの細かな状態を拝見させて頂きます。
特に使用頻度が高かった訳でもなさそうで、パーティーやちょっとしたお茶会などで使用されていたようでした。
トルマリンのモース硬度は7-7.5となっておりそこそこの強度はあります。
しかしぶつけてしまえば欠けてしまう事もありますので、宝石の角の部分などを細かく拝見させて頂きます。

今回のご依頼品は角が欠けてる、大きな傷等はありませんでした。
査定額
¥121.000-
トルマリンの大きさが5.55ctとそこそこのサイズがあったことと、使用されている地金が金であったこともありこのお値段をご提示させて頂きました。
今後も使用することはないとの事で快くお譲り頂きました。
査定ポイント紹介
今回のご依頼品の査定ポイントをご紹介いたします。
宝石を鑑定するにあたり重要なのは宝石の種類、サイズ、色、輝き等になります。
今回のご依頼品はピンクトルマリンになります。
トルマリンはカラーレスの物から青、緑、オレンジ、今回のようなピンク等様々なカラーリングがあります。
その中で最もお値段が高額になるのはパライバトルマリンになります。
ネオンカラーの綺麗なトルマリンですが、綺麗な発色の物は産出量が少なく希少価値が高い為高額査定になるのです。
では今回のようなピンクカラーのトルマリンはどうでしょうか。
ピンクカラーの物は残念ながら産出量が多く、市場にも沢山出回っております。
従ってパライバのような高額査定にはなりづらいのです。
ピンクカラーの物でも様々な種類のカラーがあります。
今回のはマゼンタに近いような濃いピンク色なのが印象的です。
他にもピンクの色味が薄い物やオレンジがかった物等があります。
基本的にどの宝石類もそうですが内包物や傷が少なく、色がはっきりとわかる物が評価が高い宝石となり買取額も高額になります。
内包物が多いとどうしても光の反射が弱くなってしまいます。
光の反射が弱いという事は外に光を返す事が出来ないので、輝きが弱いという事になります。
今回のご依頼品は内包物が多く全体的に暗い印象の宝石です。

輝きが美しい物が宝石ですので、輝きが弱い物はマイナス査定となります。
しかし大きさは5.55ctとゴージャスな物でしたので、ルースとしての評価をさせて頂きました。
サイズが大きいメリットとしましてはカットをし直して、別の物へと作り変える事が出来るので使用用途が広がります。
従ってリングが欲しい方だけではなく5.55ctのピンクのトルマリンが欲しい方にもアプローチをかける事が出来るのです。
従って小さい宝石よりも大きい宝石の方がお値段が付けやすいのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ご自宅に使用されていない宝石はありませんでしょうか。
宝石の種類が分からない、値打ちがある物なのか分からない等のご相談でも構いません。
お気軽にお問い合わせください。