名前:T様
年齢:50代
所在地:埼玉県春日部市
買取した商品:MAMIYA C3 PROFESSIONAL MAMIYA-SEKOR 13.5 105mm 14.5 55mm 二眼レフフィルムカメラ
買取した品物のご紹介
今回は、【MAMIYA C3 PROFESSIONAL MAMIYA-SEKOR 13.5 105mm 14.5 55mm 二眼レフフィルムカメラ】をお買取りさせていただきました。
お品物はこちらになります。

マミヤ C3 プロフェッショナルは、1962年に登場したマミヤの代表的な二眼レフフィルムカメラです。1950年代後半から続く「Cシリーズ」は、珍しいレンズ交換式の二眼レフとして知られ、プロフェッショナルを含め多くの写真家に愛用されました。一般的な二眼レフはレンズ固定式ですが、マミヤは交換レンズ方式を採用し、撮影の自由度を大きく広げた点が大きな特徴です。
Cシリーズは1956年の「Mamiyaflex C」を起点に、1958年の「C2」を経て、1962年に「C3 Professional」へと進化しました。C3ではフィルム巻き上げがクランク式になり、多重露光機構やベローズによる近接撮影も可能となりました。シャッターは最高速1/500秒のセイコーシャ製で、当時としては非常に高性能。外観や操作性も改良され、まさにプロユースに耐えうる仕様でした。
交換レンズ群の中でも「Mamiya-Sekor 55mm f/4.5」と「105mm f/3.5」は特に代表的な存在です。55mmは広角レンズとして風景や建築撮影に適しており、105mmはポートレートや日常撮影に好まれる万能な準標準レンズでした。これらのレンズは優れた描写力と美しいボケ味を備え、当時の中判カメラ愛好家に高く評価されました。
Cシリーズはその後も改良を重ね、C33、C220、C330などへと発展。1990年代まで長く生産され、世界的にも希少な「レンズ交換式二眼レフ」としてカメラ史に名を残しました。重量はありましたが、その表現力と柔軟性はプロ写真家にとって大きな魅力であり、中判フィルムカメラの可能性を広げた歴史的な機種といえます。
それでは状態も含めお品物を拝見していきましょう。
状態
まず初めに、ボディなど外見を拝見していきます。
あまり使ってないとのことで多少の傷はありますが、綺麗と言えるくらい美品です。
また、蛇腹も劣化してません。かなりの高ポイントになります。

続いて、レンズを拝見していきます。
多少の傷はありますがこちらも状態はいいのでプラスポイントになります。

査定額
上記の内容から今回の査定金額は35,000円とさせていただきます。
査定ポイント紹介
査定ポイントは下記の通りになります。
1、ボディの状態
外観:へこみ、塗装剥がれ、サビ、革の浮きや剥がれ。
動作:フィルム巻き上げ、シャッター連動、クランクのスムーズさ。
ファインダー:プリズムの曇り・スクリーンのキズ・ホコリの有無。
ベローズ:穴や劣化がないか(Cシリーズの要チェック部分)。
2、レンズ(Mamiya-Sekor 105mm f/3.5、55mm f/4.5)
レンズの透明度:曇り・カビ・バルサム切れの有無。
コーティング剥がれ:表面のスレやキズ。
シャッター精度:全速で切れるか(1秒〜1/500秒)、Bモードが正常か。
絞り羽根:油じみや動作不良がないか。
3、付属品
純正キャップ、フード、ケース、ストラップ。
元箱や説明書があると査定額アップ。
複数レンズをセット販売にすると、単品より高評価。
4、市場価値を左右する要素
希少性:C3は古いモデルだが「交換レンズ式二眼レフ」という独自性があり、コレクター人気がある。
人気レンズ付きか:特に 55mm や 105mm は需要が高い。
状態の良さ:清掃済み・整備済みなら大幅にプラス査定。
まとめ
弊社ラフテルはカメラ以外にも宝飾やテレカ、ライターなど幅広く買取を行ってますので、お気軽にお問合せください。















