中国切手買取実績 中華人民共和国設立二十五周年
お客様情報
お客様: T様
所在地: 東京都
年齢: 60代女性
買取方法:店頭買取
売却品: 中国切手 中華人民共和国設立二十五周年
中国切手買取を依頼した理由
切手を大量にお持ちになっていただきました今回のお客様は、父親が貿易関係のお仕事をやられていたみたいなので、取り引きさきの中国によく出張にいっていたそうです。
そこで、出張先の中国で、お土産品をよく家族に買ってきたらしいのですが、切手を買ってきてもらったときは、それほど、嬉しくなかったらしいのですが、取り合えず、受け取ったらしいです。
当時、お客様は、切手に興味がなかったらしいので、切手アルバムに入れたまま数十年が経過していたようです。
そんなことも忘れかけていたときに、ちょうど、家のかたずけをしていたときに切手アルバムが大量にでてきたようです。
日本の切手が数枚と世界の切手が大量にあったので、どうしようか迷っていたところ、新聞のチラシをみて切手も買取りしているお店があることを知ったようです。
とくに切手だったので、誰かにあげようとして、親族たちに切手の件を話したそうですが、誰も受け取らなかったので、今回、売りに来てくれました。
お客様は、値段が付きそうな切手などないと考えていたようですが、そのなかに中国系の切手がありました。
買取価格
中国切手買取金額 ¥3,000-
中国切手査定したポイント
この中国切手は、中国共産党設立の記念として、1974年に発行された一次、切手のようです。
中華人民たちが赤色の教本を掲げながら、毛沢東語録を礼賛しています。
中華人民思想が中国の民族を統一することで、あらたに中華人民共和国が1949年に建国されました。
この国家の象徴的なシンボルとして五芒星が切手の中央に配置されていますが、これは、共産党の指揮のもと、労働者、農民、資本家、知識人が一致団結することで、より堅固な国家を築き上げていくことが良いことでああると推奨している切手のようです。
中国の世界人口は13億人規模をほこることから、世界人口ランキング一位になっているようですが、多民族を統括するような思想と政策が完成すれば、かくじつに強大な帝国が築かれるでしょう。
そのため毛沢東を共産党の象徴にすることで、中華人民思想を強大化することのできる文物は、共産党にとって非常に有利に、はたらきかけることができるモノだと思います。
これほどまでに中国切手が活発に取り引きされている現状をみますと、やはり、政治的な意図が見え隠れしていることは否めないです。
中国共産党の建国を記念した切手は、これからも発行されていくと思われます。
このような切手が実際の額面よりも高くなる背景には、こういった理由があるのかもしれません。
中国切手買取 まとめ
世界的にみると中国は、GDPは世界二位になっており、高水準の成長を順調に遂げているようです。
しかし、実際の中国の成長は、既存の投資主導の経済成長が鈍化しているようで、消費が促進されるように転換することが、これから成長できる分岐点になるかもしれません。
しかも、中国の消費を停滞させているいくつかの要因があるようですが、そこには、社会保障を構成する内容が不十分なことから、最低限の生活水準を維持していくため、中華人民は資産を貯蓄する傾向にあるようです。
中国の投資が世界経済を牽引していたようですが、製造業の生産能力は飛躍することで、貿易摩擦を引き起こす要因にもなっていたことから、これからの中国の過剰投資を抑制するために、G20では調整しているようです。
このように中国経済の現状について、いくつかのポイントをみていくと、中国の改革は、あらたなコミュニズムを人民に提供することがでできたが、経済的な不利益を被っていた労働者階級がみな裕福になっていないようです。
これからの中国共産党の政策に注目していきたいところです。
こうした中国の改革された社会的な慣習から、西洋のブルジョア的な傾向が否定されていたような時代が文化大革命のときにあったのかもしれません。
そのため切手を収集して楽しむような余暇は、当時の中国では、人民の本分に背く者として扱われていたのではないでしょうか。