こんにちは、ラフテルです。
今日ご紹介するのはこちらの珊瑚の彫刻の置物です
こちらのお品物は桃珊瑚を天女と兔の形に彫刻した置物です。
珊瑚の査定ポイント
色
まず、珊瑚の査定で重要視されるポイントは色です。
今回のこちらの置物、白い部分もある薄いピンク色の桃珊瑚になります。
珊瑚は赤色になればなるほど価値が高くなります。
一番高価だといわれているのは血赤珊瑚で、黒色に近い赤色をしています。
その次に高価なのが赤珊瑚、その次が桃珊瑚です。
そして最後に白珊瑚と呼ばれるものがあります。
桃珊瑚は、赤っぽいものから白っぽいピンク色まで幅広くあり、その色で価値が大きく変わります。
今回のお品物は白よりの桃珊瑚でした。
その為、赤色のものよりは価値が下がってしまいます。
また、残念だったポイントとしては、首の部分が補修されたものだったことです。
珊瑚はとても折れやすい為、彫刻で細くした部分が折れてしまったようです。
珊瑚の保管には細心の注意が必要です。
しかし、傷がついてしまったり折れてしまったという珊瑚もラフテルでは査定をさせていただいております。
作者
彫刻の品物は、彫刻を施した人(作者)によっても価値が上がる場合があります。
有名な作者であれば、彫刻が単調なものでも価値が上がることがあります。
そういったものには作者の銘もしっかりと彫られていることが多いです。
残念ながら今回の彫刻には作者の銘は彫られていませんでした。
しかし、細かな彫刻と重さもありましたので、査定額は18,000円とさせていただきました。
ラフテルでの査定
今回こちらをお売りいただいたのは茨城県にお住まいのお客様でした。
ご祖母様から譲り受けたものだけど飾っておく場所もないので…ということで査定させて頂きました。
来店するには少し距離がありましたので、今回は宅配買取にて対応させていただきました。
初めにご連絡いただいた際に、「まず本物の珊瑚なのかもわからない」とおっしゃっていました。
珊瑚は昔から人気があり希少価値も高いが為に、偽物も多く存在します。
またそれは素人目では判断が難しいものも多くあります。
今回のお客様のように、ご自宅にある珊瑚が本物なのか偽物なのかわからずに放置してしまっているという方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ラフテルでは「とりあえず本物か偽物か知りたい!」というだけでも対応させていただきますのでぜひお気軽にお問い合わせください。