今回は象牙の麻雀牌を買い取りさせていただきました。
群馬県からわざわざネットを見てご連絡していただき、来店された方で、父が大切にしていていて、よく友人とこの麻雀牌をつかって楽しんでいたそうなのですがいつのまにか押入れの奥底に眠ってしまっていたそうです。
象牙の麻雀牌のご紹介
さっそく拝見させていただくと
立派な象牙で作られた麻雀牌でした。
色の変色は本物の証
色の変色はありますがこれは人間の歯や骨と一緒で劣化すると色が変色してしまいます。
本物のあかしとも言われています。
まず麻雀の歴史は中国が紀元とされていて誰もが知るところだと思います。
現在多く出回っている麻雀パイは多くはアクリル樹脂性です。
中国で麻雀パイができたころアクリル樹脂などなく象牙を使って作られていたといわれています。
今麻雀パイを購入するとなるとほとんどがアクリル樹脂のもので価格は象牙の麻雀牌に比べて10分の1程度で購入できるそうです。
麻雀牌の箱
よく相談で、箱が雑な作りだから象牙じゃないんじゃないか?
象牙の麻雀牌はきれいに作られているんじゃないか?とよく問い合わせをいただきます。
実際はそんなことはありません。
象牙の麻雀牌は1つ1つ手作りで作られていることが多く、耐久性がない箱などで作られていることも多いそうなので、年数が経つとボロボロになってしまったりかけてしまったりすることもあるそうです。
点棒やサイコロ
一番象牙かどうか判断できるポイントは点棒です。
象牙は特有の網目模様もあります。
これも麻雀パイに限らずすべての象牙の商品に対して重要なポイントとなってきます。
点棒は象牙特有の網目模様が見えやすいのでもし象牙かわからない場合は点棒を詳しく見てみるとわかりやすいかもしれません。
中でもパイは象牙で点棒がアクリル製なども珍しくありません。またその逆もあります。
ラフテルでの査定
今回お客様の麻雀パイ査定をしましたら使いこんで古い状態でしたがパイ、点棒すべて象牙でできていたので高額査定につながりました。
象牙はワシントン条約にあるがごとく現在では非常に希少価値が高くなってきて象牙製品の価値をあげている要因ですその為多くの偽物が出回っているのが現状です。
麻雀牌には、¥150,000円おつけさせて頂きました。
象牙の麻雀牌であれば、破損や汚れ、劣化があっても需要がまだあるため、高額買い取りが可能となっています。
ぜひご相談ください。