こんにちは。
ラフテルの鑑定士の半田です。
当店では象牙の一本牙の高価買取を行っています。
象牙の一本牙の売却や処分をお考えの方は是非とも当店までご連絡ください。
それでは今回買取させて頂いた象牙一本牙をご紹介いたします。
象牙一本牙で重量は7.0kg 全長は89.0cmのものです。
登録票の有無
象牙一本牙の査定を依頼された時にまずお客様に確認させていただくのが登録票をお持ちかどうかです。
現在象牙の一本牙は環境省が管轄する自然環境センターが発行の登録票が無いと売買ができない法律があります。
象牙は特に日本と中国が輸入していましたが、1989年にワシントン条約により輸入禁止となりました。
また1995年からは「国際希少生動植物登録票」がなければ売買することが出来なくなってます。
希少価値が高い象牙ですが今は厳しく国際法で保護されています。
加工されて牙の形が残していない製品(根付、彫刻、麻雀牌など)は登録票がなくても売買は可能です。
要するに先が尖っている形状の象牙製品は長さ20cm以上のものだと登録票を取得しないと売買はできません。
1995年まではこの制度が無かったため、その前に象牙の一本牙を取得された方は、登録票をお持ちの方が少ないのも事実です。
1989年前は海外で象牙の一本牙を購入しても無許可で簡単に船で輸入が出来たのです。
なおこの登録票は譲渡においても必要となりますので、売却の予定がない方でも今後の為に登録されることをお勧めします。
今回のお客様は象牙の一本牙を売却するには登録票が必要との情報を知って、ご自身で自然環境センターに問い合わせて登録票を取得されていました。
今回買取させて頂いた象牙の一本牙は登録票では重量は7.0kg 全長は89.0cmのものです。
象牙 一本牙の査定ポイント
象牙の買取値段が決まってくるポイントですが主に大きさ、重さ、状態の3点が基準になって値段が決まってきます。
全長は登録票と違いはありませんが重量は登録票と異なるケースがあります。
通常象牙の一本牙は付け根の円の部分に蓋が付いている状態のものがほとんどです。
登録票に記載される重量は蓋が付いたままの重量が記載されます。
しかしながら蓋を開けると象牙の一本牙は中が空洞になっており、そこにプラスチックや粘土や紙などの詰め物が入っている場合があります。
象牙の一本牙の買取は蓋を外して中の詰め物を取った実重量が重量の基準となります。
蓋を外して詰め物が入っていると1kg前後重量が変わってくることもありますが、今回のお客様の象牙は蓋を外しても詰め物が入ってなかったのでので、登録票に記載されている重量と変わりませんでした。
表面も変色が少なく状態も良かったので、¥117,000 の高額買取をさせていただきました。
当店は象牙の買取は業界でも高い水準にありますので、売却をお考えの方は是非とも当店までご連絡ください。