ラフテルスタッフが お送りする買取役立ちブログ

本象牙 一本物 磨き 登録票付き 59㎝ 1348g 高価買取しました。 東京都のお客様

※現在 弊社では象牙の登録代行は受付けておりません。
お手数ですが、くわしくは自然環境センターまで、お伺いください。

こんにちは。

 

株式会社ラフテル、鑑定士の葛西です。

 

当社では象牙製品の取り扱いを積極的に行っております。

 

ご自宅の床の間に飾りっぱなしの一本物の象牙はありませんか?

 

登録票をまだ取得していない象牙はございませんか?

 

まずはお問い合わせからで結構です。

 

 

 

 

 

買取した商品のご紹介

それでは早速ですが、表題の通り、今回のお品物は象牙の一本物です。

 

象牙は高度成長期の最中、富の象徴と取引されてきました。

 

当時は輸入規制もなく、海外旅行や船乗りたちがお土産として購入し、持ち帰ってくることが普通だったのです。

 

そして当時の日本人は野生動物の牙や皮、また剥製などを大変好み、世界中から様々な製品を輸入していました。

 

中でも象牙は、印鑑やアクセサリー、置物などに加工され、珊瑚や真珠など宝石とは別の有機物を身に着ける文化もあり、大変親しまれてきました。

 

 

 

象牙の需要

更に一本物は床の間や玄関に飾るために高額での取引がなされてきました。

 

しかし、高額な取引ゆえ、日本人に売却するために密猟が横行し、アジアゾウ、アフリカゾウが絶滅の危機に瀕してしまいました。

 

そこで、絶滅のおそれがある野生動物を保護するための国際的条約である「ワシントン条約」が可決され、国内への象牙の輸入が禁止され、象牙の取引、譲渡においては登録票の添付が必須となりました。

 

 

国内への輸入、持ち込みが禁止されたため、一時国内での象牙の価値は高騰し、一時にはキロ単価5万や8万といった買取相場も存在しました。

 

しかし、今現在、象牙の相場は大変落ち着いてきています。

 

理由は「需要が無くなってきた」の一点です。

 

国内人口が手にする印鑑以上の在庫を抱え、国内にある象牙を唯一需要のあった中国に輸出していた昨今でしたが、中国が経済成長を遂げ、国際的な地位を確立すると、国際世論が気になり始めます。

 

そして、不買運動が始まりました。

 

象牙は富の象徴と言われ大変高価な一品とされてきましたが、今現在の相場は大変落ち着いてきています。

 

 

 

 

 

査定ポイント

そこで査定です。

 

それでも当社は象牙の取り扱いにおいては業界最大手です。

 

限界の査定額を提示させていただきました。

 

象牙の査定のポイントはいたってシンプルです。

 

一番のポイントは重さです。

 

重ければ重いほどキロ単価は高いです。

 

あとは減算式に見ていきます。

 

変色、虫歯、詰め物、割れ等を総合的に判断します。

 

 

 

 

 

ラフテルでの買取

最終的な買取金額は20,000円での買取となりました。

 

変色と割れが響いており、もともとの重量も約1.3kgと小ぶりなものでしたのでこのような結果になりました。

 

象牙については、年々相場が下がってきています。

 

最終的には売買自体終了する可能性も出てくるかもしれません。

 

もし、ご自宅やご実家などにそのままにされている象牙がありましたら、お早目のご売却をお勧めいたします。

 

ラフテルでは象牙の買取に力を入れています。

 

是非お気軽にお問い合わせください。

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