買取した商品のご紹介
今回買取しましたのは一本物の象牙になります。
こちらが今回買取しました商品になります。
こちらはアフリカ像の象牙です。
象牙の売買や譲渡には必ず登録票が必要となりますのでもちろんこちらの象牙にも登録票が付いています。
こちらが今回買取しました象牙についていた登録票です。
売買や譲渡の際に登録票が必要なのは、牙の形をした物となり加工品等には登録票が要りませんので加工品をお持ちの方はご安心ください。
今回買取しました象牙はアフリカ像の牙ですが、象牙に使用されている像の種類は数種類います。
なかでも高級品はインド像となり密度や硬度が高いため美しいということもありますが、牙が小さいため希少性が高いのが理由となっています。
今回買取しましたアフリカ像の象牙は一番多く流通している種類です。
状態
買取しました象牙の状態をみていきたいとおもいます。
少しキズついているところがありますね。
キズついた個所をアップにするとこんな感じです。
ほかの個所にもキズ等が見られます。
査定額
それでは査定金額になりますが今回こちらの象牙は40万円の査定額を付けさせていただきました。
お客様も処分に困っていたものなので大変お喜びになり買取させていただきました。
査定ポイント紹介
象牙査定時のポイントになりますが、まず初めに真贋をさせていただきます。
象牙は偽物が多くおもに練り物といわれるものが多く存在しております。
残念ながら練り物の時点でお値段は付きにくくなります。
見分け方としては象牙製品特徴の斑目模様も一つになります。
今回のような一本物は特徴として牙の根元の3/1が空洞になっているのも真贋方法の一つ
ですね。
ただし一本物の場合、登録票が付いているので基本的には問題ないですが念のため拝見いたします。
今回買取した象牙はもちろん問題有りませんでした。
次に査定額の基準ですが、一本物の象牙の場合像の種類や部位、彫刻等が評価基準になりますが彫刻が無く多く流通しているアフリカ像の一本物の場合、一番の評価基準は重さが大きく関わってきます。
今回買取した象牙は全長101.2cm、重量18Kgというところが査定時に大きく関わってきたポイントになります。
まとめ
象牙の処分に困っている方が多くいらっしゃるかと思いますが、もしそのような方がいらっしゃいましたらお早めのご売却をおすすめいたします。
なぜなら、あと数年で象牙製品の全般、売買が禁止になるかもしれません。
海外のほとんどが象牙の国内取引を禁止しておりますが、日本は登録票が有れば一本物の象牙の売買でも法律上問題有りません。
ですが現在密猟が無くならず、いまだに流通が許されている日本が海外からバッシングを受けています。
そのため自主的に取引を停止している企業も出てきておりいつ取引が禁止されてもおかしくない状態となっています。
もしかしたら、一本物だけでは無く加工品も禁止になるかもしれませんので、もしもまだ処分しようか迷っている方がいらっしゃいましたらお早目の決断をされたほうがよいかもしれません。
その時は是非ラフテルをお気軽にご利用ください。