皆さまこんにちは。
ラフテル鑑定士の山本です。
ラフテルでは絵画、掛け軸、置物など幅広い骨董の分野も高価買取しております。
是非遺品整理やご不要になったものなどの際には当店の無料査定をご利用ください。
遺品整理などで残された物ってご自分で興味があって買ったものではないので、それがなんなのか、価値がどれくらいあるのかわからない物ってありますよね。
今回のお客様はそういった事情の方で自宅の居間に飾られていた象牙らしいです。
さてそれがどれくらい価値があるものなのか見ていきましょう。
象牙一本牙の価値
これが象牙の一本牙の状態の物になります。
写真では少しわかりづらいのですが艶がありきれいなアイボリー調の色となってます。
象牙は置物、ネックレス、印材など色々な物にねばりけがあり加工しやすい材質です。
当たり前ですがそういった加工品より、元の状態の一本牙のものがここからなににでも加工して作れるので一番価値がたかいのです。
象牙一本牙の査定ポイント
では象牙の一本牙の真贋のポイントを見てきましょう。
最も簡単な方法です。
断面
断面を見てください。
根本から先端に向かって3分の1くらいは空洞になってるんです。
よく偽物に多い練物は化学原料のレジンなどで作られていることが多く、型に流し込んで焼いて作るので空洞がありません。
なので空洞がない時点で贋作となってしまいます。
斑目模様
次に断面を見てみると、象牙特有の斑目模様があります。
これがあることが本物の証拠となるので、一本牙の状態の物でなくても、アクセサリーなどのどこかにこの斑目模様が出てくるのでそれを探してみてくださいね。
登録票
さて象牙を売却する際に一番大切なのがこちら
登録票です。
全形を保持した象牙は売買する際に必要不可欠な物になります。
1989年に定められたワシントン条約により、野生動植物種の国際取引に関する条約で象牙製品なども原則禁止になりました。
日本でも1992年に種の保存法を制定したので、違法な取引の防止に努めています。
今現在それぐらい取引することがしっかり厳しく定められているんですよ。
ラフテルでの査定
さて肝心なお値段の話になるのですが一本牙の状態の物は大きさや重さ、内部などのひび割れの状態によってお値段がでます。
ラフテルではなんと¥42000まで頑張ります。
昨今象牙の取引などの厳しさや、アクセサリーなどの象牙製品の需要の低迷により買取業者も扱なくなる業者も増えてる中でこのお値段を出せる業者はラフテル以外ないと思います。
是非今のうちに一度、象牙製品の査定をラフテルまでお問合せくださいますよう宜しくお願い致します。