おはようございます。
ラフテルの飯塚です。
今月の初旬は、象牙が国際会議でどうなるのかが、業界全体でとても注目されていました。
アフリカでの密猟を減らすのが目的の会議です。
日本での象牙の登録は、ワンシントン条約締結以降(輸入禁止)になってからも毎年伸びていて、密輸ではないのか?と問題に挙げられたそうです。
日本国内の象牙の登録が増えているのは、ワシントン条約以前に日本に持ち込まれたものですが、管理体制などいろいろ指摘があったそうです。
日本の象牙製品の使用の8割以上が印鑑だと言われていますが、アメリカ、中国が象牙の国内取引禁止の提案を受け入れたため、国際会議での風当たりは強く、国内での象牙製品の取り扱いの禁止を求められました。
これに、日本は、反発しましたが、今後、管理体制や象牙に対する販売方法、買取などいろいろと厳しくなって行きそうです。
とはいえ今は、まだ売買の禁止はされていませんので今まで通り出張買取に行ってきました。
今回は栃木県です。
こちらの、お客様も、象牙のニュースをみて、不安になり売却を決めたそうです。
なんか国内で象牙が売れなくなるかもしれないんでしょ??物置にしまってあったの思い出して慌てて登録票の申請したのよ!!
とおっしゃっていました。
今後どうなっていくのかは本当にわかりませんし、使っていなかったのでしたらいいタイミングかもしれないですねとご説明し、早速査定させて頂きました。
磨きの象牙でしたが若干、外皮が残っているものでした。
重さは8kg弱、多少のひび割れなど見受けられましたが、問題ない範囲でしたので、30万円の買取金額を付けました。
お客様もご納得頂き、売買成立となりました。
株式会社ラフテルでは、今まで通り象牙の買取に力を入れていきますので、象牙に関するご不明な点などありましたら、お気軽にご連絡下さい。