買取した商品のご紹介
今回はマッコウクジラの歯を買取させていただきました。
「鯨の歯」とびっくりさせる方も多いかもしれませんが、国内外でむかし捕鯨に関わっていた方やお知り合いにいらっしゃるかたは、お土産や記念で鯨の歯を貰っているかたが多い印象です。
今回のお品物はこちら
こちらの歯でサイズは18㎝もあります。
人間と比べるととんでもない大きさですね。
抹香鯨にはこのサイズの歯が20~25対も生えております。
重量も583gとずっしり重量感もあります。
鯨歯は昔から置物などの彫刻品や釣り具、印鑑などの加工品の材料として使われてきました。
一説には日本では弥生時代から捕鯨を行っていたそうで、当時から生活用品などに加工して使っていたそうです。
状態
鯨歯は採取されてから数十年時間が経っている品物がほとんどになります。
ですので歯の状態はしっかりと確認することが必須になります。
素材の性質としては「歯」ですので象牙等と似ているものになります。
極度の乾燥が原因の割れや、湿気などによる腐食があると査定額にも大きく影響致します。
今回の鯨歯は
表面に細かな傷は多少ございましたが、腐食や大きな割れは見当たりませんでした。
査定額
今回の「マッコウクジラ 鯨歯 特大サイズ 583g 18㎝」は¥30,000の査定額となりました。
今回のお客様も、ご家族の方が昔漁関係のお仕事をしていたらしく記念品のような形で譲り受けた品物だったそうです。
手の平サイズなのでそのまま処分も考えていたそうですが、思わぬ金額になったことでとても喜んで頂けました。
査定ポイント紹介
さて今回の査定ポイントは、鯨の歯で一番の査定ポイントであるサイズをご紹介します。
今現在鯨歯の用途は釣り具や彫刻品、印鑑などが主になります。
基本的には加工して使われる品物ですので、状態とサイズが特に査定に影響してきます。
今回の鯨歯は18cmの583gと大き目のサイズですが、小さい物では10cm前後100g前後といった小ぶりな品物もあります。
このような小さいサイズですと査定額も数千円程になってしまいます。
逆に大きい鯨歯では1000g、1kgを超えるサイズもあります。
このサイズなら査定額も倍以上になることがございます。
家庭用の測りなどでも大まかに計測はできますので、ぜひ確認してみてください。
まとめ
今回は鯨歯をご紹介させて頂きました。
鯨歯は取れる量もそれなりに多く日本では昔から加工素材として使われていた品物になります。
そのため一般のお宅にも眠っていることが多くありますので、物置や蔵のお片付けの際に鯨の歯のようなものが出てきましたら、捨てずにぜひお問い合わせ下さい。