こんにちは。
ラフテルの鑑定士の半田です。
今回は中国のパンダ銅貨を買取致しましたのでパンダ銅貨の査定ポイントや価値についてもご紹介したいと思います。
【買取品】
パンダ銅貨 中国 壹圓 1984年 黄銅貨 古銭 パンダコイン 中華人民共和国記念硬貨
【買取金額】
¥40,0000
【状態】
表面の状態は経年劣化による汚れは多少あるものの大きな傷はありません。
裏面も多少劣化はあるものの綺麗な状態です。
表面にはパンダがレリーフされており裏面には世界遺産の北京天壇がレリーフされています。
ケースに入った状態で保管されてされており1984年に製作された古いコインですがかなり良い保管状態です。
パンダ銅貨の重量は17.6gです。
サイズは下の写真のサイズです。
【査定ポイント】
パンダ銅貨は中国を中心としたアジアや世界各地でも注目を浴びている銅貨です。
中国造幣公司が発行しており1982年にパンダ金貨と同時に発行されて以来毎年発行されています。
表面のパンダのデザインは毎年変わるためコレクターに人気でその人気の高さから贋作が出回る程人気が高くそれほど世界中にコレクターが多く価値が高くなりやすいコインでもあります。
贋作に関しては基準のものと重量が違ったり造りが粗かったりの特徴があります。
パンダコインは金貨の純度が99.9%の金貨と純度が99.9%の銀貨も毎年発行されますが発行枚数も限定されているのもコレクターを惹きつける要因です。
金貨は近年金相場の上昇もあり高額の値段で販売されますが銀貨や銅貨は金貨よりも安くコレクションしやすい反面価値が上がりやすく資産価値も高くなっているようです。
年代に関しましては1980年代のコインが発行枚数が少なく状態や保管状態の良いコインがプレミアが高い傾向にあります。
特に初年度発行の1982年、1983年、1984年発行のコインが発行枚数が少なく稀少価値が高いと言えます。
例えばパンダ金貨は発行初年の1982年はわずか1万5872枚しか発行されてない為非常に高い価値がついています。
このように発行初年度に近いパンダコインは金貨に限らず発行枚数が少なく銀貨や銅貨においてもプレミアが違い価値にも変化があると言えます。
もう一つの査定ポイントはやはり状態の良し悪しにあります。
変色が多いパンダ銅貨やパッケージに保管されていないパンダ銅貨はコレクターから見ても魅力が半減してしまいます。
逆に綺麗にケースに入っていて保存状態が良く中国造幣公司の保証書や説明書が付属しているものは信頼性も高くなりコレクターの人気も集まりやすくなる為に金額や価値も上昇します。
今回は買取させて頂いたパンダ銅貨は発行年も1984年と発行枚数が少ないプレミアの発行年でもあり劣化も少ない状態でもありましたので¥40,000の高価買取とさせて頂きました。
銅貨でこれだけのプレミア価値が付くものは珍しく販売当初の値段の何十倍の値段での買取金額が付いていると思われます。
【まとめ】
パンダコインの銀貨や銅貨は金貨と違って近年の金相場の上昇に価格が影響されにくい特徴があります。
金貨は現在の金相場の買取金額となり80年代90年代の金相場が安い時に購入されている方は売却すると現在の金相場の高さでのメリットとなります。
一方で銀貨や銅貨は元々の販売価格が金貨よりは安価で購入されている方が多く、発行年代によっては驚く様なプレミアが付いています。
特に1980年代から1990年代に発行されているパンダ銅貨や銀貨はプレミア価値が高くなる可能性があります。
当時購入されてコレクションなどで持っている方はそのコレクションが高額の売却となるケースが多くなっています。
パンダ銅貨や銀貨はプレミア価値も上がっておりますので当時のコレクションをそろそろ現金化の検討している方がいらっしゃいましたら高額査定を致しますので是非とも当社までご連絡をお願い致します。
またパッケージに入っていない他のコインと混ざっている状態でもなるべく高額買取を致します。