パンダ金貨
今回お客様から珍しい中国のパンダ金貨について御紹介して行きます。
買取したのは1986年発行のパンダ金貨で品位はK24 直径18mm 重量は3.1gです
デザインはジャイアントパンダが彫られています。
裏には1988年にユネスコの世界遺産として登録された北京にある天壇が彫られていて一目で中国の貨幣とわかるものです。
まず中国金貨のパンダ金貨の価値はどのようなものか
パンダ金貨は中国で1982年から毎年発行されている金貨でデザインも多くあり毎年変わるためこの地金形の金貨ではありますが世界中に多くのコレクターがいます。
しかし金の純度は純金のため地金型金貨として投資用としての取引が主になる為金の価格の相場によって買取価格が変動するといった側面があります。
しかしもう一つ価値の条件として希少価値がどうなのかということです。
パンダ金貨は年代によって発行枚数が大きく違うこととデザインも毎年変わっていることもあるため年代によっては地金以上の高い価格で取引されることもあります。
さらに今回紹介した流通用の金貨の他に収集用にプルーフ加工した金貨も発行されている為コレクターに人気となっています。
パンダは中国の国獣でその可愛らしい姿は世界中から人気を集めていて金貨や地金といった意味とは別にパンダコレクターが多くいるのも事実です。
パンダ金貨の種類は5種類ありますが特に1982年に発行された1オンスパンダ金貨は発行枚数が少なく稀少価値がある為高値で取引されています。
買取額
今回の買取金額3万円です。
金貨の重さはケース重量がありますので実際は3.1gで現在の金相場を上回る買取金額となりました。
やはりこの価格は10/1オンスと小さい金貨でしたが地金相場ではなコレクター相場の買取金額となりました。
中国金貨と日本金貨の違い
日本の金貨で多く見かけるは天皇陛下即位10万金貨などが有名ですがこれらを通貨形金貨といい世界でも珍しいです。
これは記念金貨として発行されていて当時10万で購入している為金の相場関係なくいつでも額面の10万として使用できるメリットもあります。
一方中国金貨は地金型金貨と年代によっては希少性がある為収集型金貨の2面を持ち合わせている為ハイリターンを求める方は中国や世界各国のアンティークな金貨を購入されるのがいいかと思います。
日本金貨はコレクターとしての記念貨幣として集めたい方に向いている金貨ではないでしょうか。
特に中国の金貨の中でもパンダという世界的に人気の動物が彫られているのがパンダ金貨の人気の最大の理由かと思います。
まとめ
今回買取したパンダ金貨はジャイアントパンダが彫られていてパンダファンなら集めたくなるアイテムです。
しかし実際には現物を見ることはなかなか少なく世界中で人気のあるパンダ金貨ですが偽物も多く出回っております。
グラムの少ない金貨は比較的少ないですが1オンスなどの重量ある稀少な年代の金貨などは地金以上のプレミアぷがついているため偽物が多く出回っているので見極めが必要です。
作りが雑な物から精巧に作られたものもさまざまですが本物と重量や僅かなサイズの違いがあるのでしっかりと査定する必要があります。
これから金貨を購入される予定の方もせっかく手に入れた金貨が偽物だったもしくは自宅に眠っていた金貨が偽物だったとならないように事前の知識が必要です。
現在金価格も市場最高値を更新して世界中ますます金貨や金製品への投資熱が高まって来ています。
特にアンティークなアメリカの金貨や日本においても大判などは高額な価格で取引されています。
金貨はコレクションと資産の2面性を持っているアイテムで魅力があります。
もし自宅に眠っている古い金貨ありましたら一度査定してみてはいかがでしょうか。
地金以上の希少性の高い高額査定となるかもしれません。