名前:Y様
年齢:60代
所在地:秋田県 大仙市
買取した商品:日本古銭 一分金 約3.2g 硬貨 古銭 江戸 通貨
買取した品物のご紹介
今回ご紹介させていただくお品物はこちらになります。

日本古銭一分金です。
一分金は江戸時代に流通していた金貨の一つで金の含有量が一定です。
通常は一分あたり1/10の両に相当する価値を持っていました。
江戸時代には経済の発展に伴い、多様な通貨が使用されておりその中で一分金は重要な役割を果たしていました。
一分金は主に商取引や日常の取引で使用され特に商人や富裕層の間で流通が盛んでした。
デザインは時代や鋳造所によって異なりますが通常は金色の金属で表面には天皇や神社、または特定のシンボルが刻まれています。
古銭を収集する際には状態や年号、発行元によって価値が変わるため専門的な知識が求められます。
また、一分金は歴史的な背景を持つためコレクターの間でも人気があります。
そのコレクターの間では『一分判金』と呼ばれています。
現在のようにデザインが安定していないので鋳造が異なっています。
よって、真贋が難しくなっております。
状態
それでは一分判金の状態について見てみます。


こちらの一分判金はかなり古いものになるため、保管方法が悪いと変色してしまいますが今回は変色もないので綺麗な状態を保たれています。
査定額
¥15,000-
査定ポイント紹介
査定ポイントとしてですがサイズと重さが重要になってきます。



サイズと重さが異なると査定基準外商品となりお買取ができません。
こちらの元文一分判金は縦16.0mm×横10.0mmとなりますので上の画像で見比べてみると同様のサイズになります。

重さは3.25gなので丁度合致した重さになり、査定基準内商品となりました。
こちらの一分金は元文一分判金と言われるもので元文元年(1736年)から文政元年(1818年)にかけて鋳造された一分金であることが分かりました。
まとめ
今回ご紹介させていただきました元文一分判金ですが200年以上も昔に発行されたお品物でしたが今まで受け継がれているのです。
受け継がれてきたお品物ですが、このような一分金と呼ばれるお品物の価値が分からない方が大半です。
今回ご来場されたY様もお父様がお持ちになられていたものを受け継いだものの価値があるかどうかも分からない状態でいらっしゃいました。
Y様のお父様もお爺様から受け継がれたものかと思われます。
価値が分からないお品物であったこともあり、査定額を提示すると驚かれ胸に秘めていたモヤモヤがすっきりとした様な気持ちになりお帰りになられました。
このようにまずは価値があるかどうか分からない場合は、私達ラフテルにお任せください。
どのようなお品物であるのか細かくご説明させていただきます。
このようにお品物の価値が分からない品物をご処分されてしまう方が多いのでまずは処分する前に一度ラフテルまでお持ち下さい。
心よりご来場をお待ちしております。