名前:O様
年齢:70代
所在地:渋川市
買取した商品:パールペンダント、ブローチ、リング 4点
買取した品物のご紹介
今回は、パールアクセサリー4点まとめです。
以前は、頻繁に使われていたそうですが、ここ20年ほど使うこともなく忘れていたそうです。

状態
金具部分の劣化が見受けられました。
パールのテリがあまりありません。
パールの保管は、意外と手間がかかります。
表面に目視できるほどのキズはありませんでした。

査定額
¥100000-
査定ポイント紹介
パールK18使用リング
パールの表面にテリが少なかったのですが、小ぶりですがバロックパールをふんだんに使用しています。
(バロックパールとは、成長の段階で丸ではなく独特の形になったものはバロックパールと呼ばれています。)
※もともと、真珠は貝の中に核を入れて丸い形を作っていくものですが、成長の段階で丸ではなく独特の形になったものはバロックパールと呼ばれているのです。 昔は丸くないからと評価が低かったバロックパール。 しかし、養殖で丸い真珠を作れるようになった現在、唯一無二の形だからこそ価値の高い真珠であると注目されるようになってきました。


こちらは、K18を土台にダイヤをあしらい13.9mmの大ぶりのパールを使用したブローチです。
やはり、こちらもテリがありません。上からみるとまん丸に見えず、歪んでいます。


K14WGとバロックパールを使用したネックレスTOPです。

テリは、あまりありませんが大きさはなかなかのものです。
11.9mmありました。

まとめ
真珠は冠婚葬祭で使う定番ジュエリーですが、流行り廃りがなく、傷がつきやすいという特徴があります。そのため、中古市場での需要が低く、値段がつかないといわれています。
真珠はダイヤモンドをはじめとした宝石とは違い「有機物」であるため、傷が入りやすくなっています。
実際に中古の真珠を買取査定するときは傷がどれほど入っているかもチェックされるため、おのずと買取価格は下がってしまうというわけです。
たとえば、いくつかの真珠が糸によって繋がったネックレスは、使用時に真珠同士が擦れることで傷つくリスクがあります。
また、熱や直射日光・雨・汗などが原因で劣化しやすく、手入れを怠ることでどんどん価値が下がってしまうため、注意が必要です。
近年、養殖真珠や「イミテーションパール」と呼ばれる偽物の真珠が流通していることも、真珠本来の価値が下がった原因です。
養殖真珠とは、天然のように長い時間をかけずとも養殖によって真珠を生成できるとして重宝され、現在市場に出回っている真珠の大半を締めています。
その結果需要量よりも供給量が上回り、真珠全体の価値が落ちた結果、値段がつかないといわれるようになったというわけです。
しかし、まとめてですとセットでの買取が可能になる場合もございます。