名前:C様
年齢:50代
所在地:喜多方市
買取した商品:赤珊瑚 原木 枝 総重量436.7g
買取した品物のご紹介
今回お買取りしたお品物は赤珊瑚の原木と枝となります。

赤珊瑚は、その美しい赤色と希少性から、古くから宝石として珍重されてきました。赤珊瑚の中でも、特に赤黒いものを血赤珊瑚と呼び、最高級品として扱われます。
日本産の血赤珊瑚は、海外でもTosaやオックスブラッドと呼ばれ、高い評価を得ています。
また赤珊瑚は、主に深海に生息しており、採取が非常に困難です。
近年、地球温暖化や海洋汚染などの影響により、採取量が著しく減少しており、希少性が高まっています。
珊瑚は非常にゆっくりと成長するため、大きな原木になるまでには長い年月が必要です。
そのため、大きな原木は非常に貴重であり、高値で取引されます。
こちらのお品物は昔から実家にずっと飾られていたもので、親御様も買った覚えが無くおそらくおじい様の代かその前からかある物だと。
実家を改築するためいらない物を片づけていて、捨てようかともおもいましたが、どこかで珊瑚は高くなるなんて事を聞いていて、そんな折に弊社のチラシをご覧になりお持ち込みいただきました。
状態
それでは状態を見ていきましょう。

珊瑚の原木には、さまざまな種類があり、それぞれ特徴や価値が異なります。
赤珊瑚、白珊瑚、桃色珊瑚、黒珊瑚、ピンク珊瑚とありますが中でも一番高価とされるのが今回の赤珊瑚です。
その名の通りこちらの珊瑚もしっかりとした濃い目の赤色をしております。

色の濃さ、均一性も良くなかなかの評価ポイントとなります。
またフと呼ばれる赤珊瑚に多く見られる白い筋が無いのも高評価になるポイントです。
傷やひび割れ、欠けもほぼなく表面の滑かさとツヤもかなりレベルが高いお品物となります。

枝の先端は色が抜けている部分がございます。
先端まで綺麗な赤色ですとさらに評価が高くなります。

ヒと呼ばれるひび割れや、フジツボなどの付着物もなく綺麗な状態です。

枝折れがあるものの原木の価値を決めるうえで大きさは重要となります。

重量も400gを超えております。
査定額
¥120,000-
査定ポイント紹介
今回お持ちいただいた赤珊瑚の原木は、枝折れや先端の色抜けはあるものの全体的には綺麗なお品物でしたのでこのような金額となりました。
上記のマイナスポイントがなければ20万前後は付いたかもしれません。
赤珊瑚の査定ポイントは、その価値を大きく左右する重要な要素です。
主な査定ポイントは以下の通りです。
赤珊瑚の査定ポイントは、その価値を大きく左右する重要な要素です。主な査定ポイントは以下の通りです。
1、色。
赤珊瑚の価値は、色の濃さによって大きく変わります。
最も価値が高いのは、深く濃い赤色の血赤珊瑚です。
色の濃さ、均一性、透明感などが評価されます。
2、大きさと形状。
大きな原木や、大きな丸玉が取れる原木は希少価値が高く、高額になります。
形状も重要で、傷や欠けが少なく、美しい形状であるほど評価が高くなります。
1cm以上の大きな赤珊瑚も高価買取の対象です。
赤珊瑚は1年で0.2mm〜0.3mmしか大きくならず、1cmになるまでに約50年の長い歳月がかかります。
3、品質と状態。
傷やひび割れ、欠け、変色などが少ないほど高品質とされます。
表面の滑らかさ、光沢、透明感なども評価の対象となります。
ヒと呼ばれるクラックや、フジツボなどの付着物が見られることがある。
フの有無、赤珊瑚に多く見られる白い筋がない赤珊瑚は希少性が高く、高額で取引されています。
4、産地。
日本産の赤珊瑚は、品質が高く、世界的に高い評価を受けています。
特に、高知県沖で採れる土佐珊瑚は、最高級品として知られています。
5、加工の有無。
加工されていない原木は、加工された製品よりも高額になる傾向があります。
ただし、加工技術やデザインによっては、加工品も高い評価を受けることがあります。
6、付属品。
珊瑚を加工したアクセサリーを査定する場合は、付属品の有無が価格を左右する傾向があります。
ケースや販売証明書、保存袋なども揃えておきましょう。
まとめ
珊瑚は値段がつかないと思われている方、他社で断られた経験がある方、ラフテルではそのようなお品物にもしっかりとお値段をおつけいたしますのであきらめる前に一度お持ちください。