珊瑚のネックレスを持っている方がこの記事を見ていただいていると思いますが、珊瑚のネックレスを高額買取をしてもらうために珊瑚に関する知識を持っていた方が良いです。
知識を持っていないばかりに相場より安価で打ってしまうなどよく聞く話ですので注意が必要です。それでは早速記事の中身を見ていきましょう。
珊瑚の価格が高騰中
近年、珊瑚の中でも「宝石珊瑚」と呼ばれ売買の対象になる種類の物の値段が高騰しています。特に価値の高い赤珊瑚は、根の生えている状態なら1キロ当たり700万円を超えることもあります。
これは、採取できる場所が日本近海などに限られていることと、縁起物として需要の高い中国で採取が禁止されていること、台湾での採取量が激減していることで10年以上前と比べると物によっては10倍以上の値段に高騰している要因になっています。
珊瑚は採取された状態でセリにかけられ、加工されてから市場に出回ります。
加工された物は、ネックレス、指輪、イヤリングの宝石として利用されることが多く、珊瑚の色や大きさ、付属品の価値などで販売価格の差が大きくなるのも特徴です。
同じ珊瑚でも数千円で売買される物もあれば、国内で採れた赤珊瑚を使ったネックレスで1,000万円を超える値段が付いている物もあります。
この赤珊瑚を狙って、日本国内では一攫千金を狙った密漁船が横行しているのも現状です。その数は毎年増えていき、今や年に200船を超える数の外国船籍の漁船が押し寄せています。
珊瑚の減少と比例するように需要は高まっていますが、売買価値は高値のまま上下するようになりましたので、売るなら今しかありません。
珊瑚の価格が気になる方は『700万円⁈赤珊瑚の値段って一体いくら?』をご覧ください。
売買されている珊瑚の種類
赤珊瑚
色合いと品質の良さから、世界的に需要のある種類です。血赤珊瑚と呼ばれることもあり、中でも赤黒い色合いの物は最高級品として扱われています。
白珊瑚
細工がより際立つ象牙色が入った物は希少性の高さ、仕上がりの美しさから高値で取引されています。
地中海珊瑚
一般にサルジと呼ばれている種類です。赤珊瑚と似て人気が高い種類です。特に赤黒い物は高級品として取り扱われています。
桃色珊瑚
「お月んさんももいろ」という童話にもなった程、昔から国内で愛され続けてきた物です。色合いは、ピンク色、桃赤と呼ばれる赤珊瑚に近い色からオレンジ色など幅広い物があります。高知県沖で採れた物が、色合い、品質が良いとされ人気があります。
その他、天然の珊瑚でしたら状態にもよりますが、買取の対象になることがほとんどです。
珊瑚のネックレスの買取はどこへ持っていくの?
珊瑚は古くから安産祈願や魔除けとして扱われ、美術品やアクセサリーとしてだけではなく、お守りとしても重宝されてきました。特に日本産の珊瑚は、独自の伝統の技術の高さが世界的に評価されていて需要が高まっていますが、最近身に着けなくなった、もらったが宝の持ち腐れになっているという方は多いのではないでしょうか。
自分が使わないから欲しい人に譲りたいと考えている人が多くいるのも宝石市場、特に珊瑚市場で起きていることです。高品質の日本産を海外の人達が求めています。
ならば、珊瑚の買取りを希望するとどこに持ち込めば、公正に高値で買取ってもらいたいと考えるのが人の常です。
そこで、買取りを行ってくれる業者をご紹介します。まず考えるのは、珊瑚のネックレスは宝石になるので買取りも可能な「宝石店」になります。
珊瑚は希少性が高く、天然の素材ですので金などの希少金属と同じ様に加工して新しいデザインにすることも可能ですので高価買取の対象になります。また、骨董品店でも珊瑚の買取りを積極的に行っている所があります。
珊瑚は希少性が高く、天然の素材ですので金などの希少金属と同じ様に加工して新しいデザインにすることも可能ですので高価買取の対象になります。また、骨董品店でも珊瑚の買取りを積極的に行っている所があります。
珊瑚のネックレスは一般に宝石とされますが、希少性の高さと加工技術により美術品としての価値もあります。天然素材だけに、色合いや目など全く同じ物はこの世に存在しません。その価値を公正に判断してもらうことができるでしょう。
そして、価格の高騰でお店によっては鑑定書が無い、傷や割れがある品でも買取りを行ってくれますので、古い品で買取りを諦めていた方も売るなら今がチャンスです。
珊瑚のアクセサリーの中でも特に「ネックレス」が海外で人気を集めていて「ダイヤ」並みの価値まで高騰している物もあります。
高知沖産の赤珊瑚の赤黒い最高級品を使ったネックレスで1000万円を超える価格で取引された品もあります。海外で人気とならば、当然国内での買取り価格も高くなります。ですので、売るなら今しかない市場になっています。『10%高額に⁉︎珊瑚買取を高値にするノウハウ』や『【あなたの珊瑚〇〇円⁈】珊瑚買取の相場を徹底解説』を合わせてご覧ください。
珊瑚ネックレス珊瑚を売る前に気を付けたいこととは?
当然、手入れが行き届いた珊瑚の方が同じ物なら値段が付きます。買った時にどうして手入れのことを教えてくれなかったの?と嘆く前に、出来ることをして買取りに持ち込みましょう。
現在、珊瑚のネックレスなどは使用、装着後は、必ず毎回乾いた柔らかい布で優しく拭いてあげてください。
ツヤがなくなってしまった珊瑚は、ポリマール(研磨剤入りの布)で磨くとツヤが戻ることもありますが、酸に強くする加工(NLS)を施した品は加工が落ちる可能性がありますので、専門のお店に相談をしてください。珊瑚のお手入れ方法は『価値が急落⁈絶対に行っておくべき珊瑚の手入れとは』をご覧ください。
単純な磨きだけで済むようなケースでしたら、購入店なら無料で行っている場合もありますので、問い合わせてみてください。有料ですとおおよそ3,000円前後かかります。
珊瑚の扱いで気を付けることは、汗の場合はどうしても避けられないので、酸に対する強度を高める加工を施した品もありますが、一般には汗、化粧品、果物果汁などの酸性の物が付着すると白くなりツヤが失われます。万が一、加工が施されていなくて付着した場合は、素早く拭き取るか、軽く水に流してから水気もしっかりと拭き取りましょう。
熱にも弱いので、入浴時、スポーツ中、調理中は必ず外しましょう。珊瑚はデリケートな装飾品と認識して扱うことが大切です。
珊瑚(サンゴ)高価買取へ最後に気を付けたいこととは?
お店選び、手入れも大事ですが、一番に気を付けたいことは、まず売ろうとしている珊瑚が偽物ではないことです。万が一、偽物でしたら買取ってくれる業者はありません。
常日頃から珊瑚を扱っているプロでなくても、簡単なチェックポイントがあるので、家族総出で最終チェックをしましょう。
珊瑚は高価で希少なので、偽物が多く出回っているのも事実です。素人目には判断できない様な精巧な物もあります。正確な判断はプロによる目利きが必要になってきますので、飽くまで、粗悪品の判断程度に留めて自己判断で完結しないようにしてください。
少しでも買取り価格を上げるのは、買った時の状態に少しでも近づけることです。鑑定書、ケースなどの付属品、販売証明書、保存袋にレシートもあれば尚良しです。
珊瑚(サンゴ)買取りのまとめ
日本では珊瑚を身に着けなくなり、手放す人が多くなっていますが、海外、特に中国での需要が非常に高く、希少性や価値はとても高まっています。
それを受け、ヨーロッパ諸国から質の高い珊瑚商品が中国へ輸出されるようにもなり、海外で人気になれば、合わせるように日本国内の買取り価格も高騰します。今や海外での需要が日本国内の買取り価格に大きく左右している現状です。
ただヨーロッパ諸国の良質の品が出回れば、いくら質の高い日本製でも影響をうけるのは目に見えています。
売るなら今しかありません。
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