宝石として取引される珊瑚には、さまざまな珊瑚の種類があります。珊瑚に詳しくない方でなければ、どんな珊瑚があるかわからないですよね。また珊瑚の種類によって色もまったく変わってきます。
珊瑚の色についてご紹介しながら、宝石珊瑚についての価値も見ていきましょう。
珊瑚の産地と種類
宝石として取引をされる珊瑚には、さまざまなものがあります。産地によっても色が違い、また模様の入り方なども、その珊瑚が育つ場所によって大きく違いが出ます。
いわゆる南の海に広がるサンゴ礁は、浅い海で育つ珊瑚で、宝石としての価値はありません。宝石として価格がつく、いわゆる「赤珊瑚」は深海に育つ珊瑚を指します。
宝石珊瑚と呼ばれる珊瑚の色幅はとても広く、暗い赤色から淡いピンク色までさまざまな色があります。その中でも最高級品と称される珊瑚は「血赤珊瑚(チアカサンゴ)」と呼ばれるもので、赤黒い血のような色味をしています。特に高知県の近海で採れる血赤珊瑚は、世界的に大変希少な最高級品として人気があります。
珊瑚の色って?
珊瑚の色は白じゃないの?という風に思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、宝石として売られる珊瑚は全く異なります。海の浅瀬などで見られる珊瑚はサンゴ礁と言われるもので(みなさんがよく知っているものです)宝石として愛される珊瑚とはまったく別物です。
珊瑚の色は場所によって変わる
珊瑚の色は、採れるエリアによっても異なりますので、一概に珊瑚の色は「これ!」という風に決めるのは難しいです。日本近海で採れることが多い珊瑚は、昔から日本を代表する珊瑚の産地として知られてきました。
日本産の珊瑚は、特に高価と言われる赤黒い「血赤」の珊瑚を取ることができると言われています。血赤珊瑚は珊瑚の中でももっとも高級品であり、買取価格も高額な品物として珍重されています。
また少し薄い色の紅色、さらに薄くかわいらしい桃色(ピンク色)なども、気軽な宝石として人気があり、用途に応じてさまざま色が昔から好まれています。
珊瑚の価値
ランクによって価格が変わる
珊瑚は、高級なものから安価なものまでありますが、大きく分けると5段階くらいあります。珊瑚の買取業者の中では、Sランクを最上とし、S>A>B>C>D>とランクが分かれていきます。また、その5段階のランクは色ムラ、ヒ、白濁、キズなどの状態によって、珊瑚の価値にも影響をしていきます。ラフテルでは、上位の「S、A」を血赤と呼び、そのほかを「赤」とよんでいます。
希少性の高い珊瑚
SランクとAランクの血赤珊瑚(濃い赤に黒みがかかった珊瑚)は希少性が高いと言われています。また大きさが直径10mmを超えるような、きれいな丸玉の珊瑚は貴重な品となりますので、高額な買取が期待できます。ぜひ珊瑚をお持ちのお客様はお問い合わせをなさってみてください。
珊瑚の色まとめ
珊瑚の色や価値について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。いわゆる宝石としての価値はないサンゴ礁の話から、高級品として取引される宝石珊瑚まで、さまざまな珊瑚があるとご理解いただけたと思います。
また高価で取引がされている珊瑚に関しては、Sランクを最上とし、S>A>B>C>D>といった順位づけまでされており、本当に珊瑚の世界は幅広いですね。
査定をおすすめします
もし宝石珊瑚を持っている方がいらっしゃいましたら、まずご自身の珊瑚がどのくらいの価値があるのかを査定してみるのも良いかもしれません。最近では宅配を使って査定する品物をお引き受けする業者や、独自の珊瑚の買取価格を設定する業者も増えてきております。
ぜひ信頼と実績のあるラフテルまでご用命ください。お客様からのお問い合わせをお待ちしております。
「珊瑚」について、より詳しくこちらで説明しています。