名前:C様
年齢:60代
所在地:仙台市
買取した商品:k18wg ピンクトルマリン 5.7g 2.20ct
買取した品物のご紹介
今回お買取りさせて頂きご紹介する商品は『k18wg ピンクトルマリン 5.7g 2.20ct』になります。

まず、ピンクトルマリンとは、数あるトルマリンの中でもピンク色に発色するものを指します。
和名は「電気石(でんきいし)」と言います。
もしかしたら、こちらの名称で聞いた事がある、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
特徴としては、ベビーピンクから濃いローズピンクまで、幅広いピンク色のバリエーションがある事です。
同じピンクでも様々な色があるのでトルマリンを好きな方は何種類も持っていたりする石でもあります。
市場でも比較的多く取引がされている商品でもあります。
写真を見てもわかるように見た目もよく透明性が高くブローチは勿論ですが、指輪やネックレストップにしても可愛い石ですよね。
まだまだ使えそうではありますが、C様としては形状がブローチという事もあり、使う機会が全くない事と、周りにもプレゼントするとお話をしたらしいのですが、誰も欲しがる人がいなかった事でご売却を決めお持ち込みして頂いたようでした。
石にはお値段がつかない事も多いのはわかっているというお話でしたが、御徒町ラフテルはお値段をつけます。
御徒町といえば、世界中から宝飾品が集まる場所でもあります。
そんな会社ですので、当然、得意分野は宝石関係なんです。
ですから、今回のトルマリンも石としてもお値段をつけさせて頂きました。
それでは商品を見ていきましょう。
状態

石を真上からアップして撮影した物になります。
ピンクトルマリンは、透明度が高く、色の濃い物は希少価値が高いとされています。
そして、石そのものも硬度、つまり、宝石としての硬さも高めの石になりますので、ジュエリーに使用される事が多い石でもあります。
ですので、こちらの写真では、透明性と硬度の部分を見ました。
透明性は10点満点中5点で評価しました。
高いピンクトルマリンは、もっと透明性が高く、色もピンクががっています。
硬度の部分では、欠け等がないか確認する必要があります。
硬い石だからこそジュエリーとして加工されているのに、欠けなどが見受けられた場合は、単純に石の評価がマイナスになってしまいますので注意深く見る必要があります。
今回C様がお持ち込みしたピンクトルマリンに関しては、欠けや割れ等もなくこちらは非常に状態がよくプラス査定になりました。
裏側からも見ていきましょう。

裏から見る理由は2つあります。
表の色の出方と裏の出方のチェックと、やはり硬度という部分で、裏面に亀裂等が入っていないかの確認ですね。
こちらも問題ありませんでした。
C様のピンクトルマリンは、ブローチ以外の物に加工して販売する事もできますので、石にもきちんとお値段をつけさせて頂きます。
査定額
¥67,000-
今回は上記金額でのお買取りとなりました。
素材部分のお値段プラス5000円UPで金額を提示させて頂きました。
もしかしたら、このブログをご覧になっている方で、安いと思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
購入する時はそれなりの金額の物になりますから、そういった方は尚更そう思うかもしれませんね。
ですが、安心して下さい。
御徒町ラフテルは高額査定なので今回の金額なんです。
ピンクトルマリンはお店によっては外してお返しする事もあれば、お値段が出ても数百円という事が非常に多い石でもあります。
理由としては、多くの国や地域で産出される宝石だからです。
ですが、ラフテルでは、新しい使い方の提案なども含めて査定致しますので、他では値段がつかなかった宝石でも必ずお値段をつける事が出来るんです。
実際にC様も仰っておりましたが、宝石は外されると思っていたという事でした。
数年前に別のお店で宝飾リングを売却した際が、全て外して返されたという経験をしていたからでした。
そんな石でも素材プラス宝石の価値でお買取りしますので、使っていない宝石など御座いましたらまずはラフテルで査定に出してみて下さいね。
査定ポイント紹介
こちらがピンクトルマリンの査定する項目になります。
①色(Color)
・色の濃さ:一般的に、色が濃く鮮やかなピンク色であるほど高評価となります。
・色の均一性:色ムラがなく、全体に均一な色合いである方が評価が高くなります。
・色の彩度:鮮やかで彩度の高いピンク色が好まれます。
くすんでいたり、茶色っぽく濁っていたりするものは評価が下がります。
②透明度(Clarity)
・内包物(インクルージョン)の有無と程度:トルマリンは一般的に内包物が多い宝石ですが、内包物が少なく透明度が高いほど希少価値が高く、高評価となります。
・キズや欠け:表面や内部のキズ、欠けなども査定額に影響します。
③カット(Cut)
・研磨の状態:プロポーションが良く、シンメトリー(対称性)が取れており、丁寧に研磨されているほど輝きが増し、高評価につながります。
・形状:一般的なカットの他に、キャッツアイ効果(シャトヤンシー)が見られる場合は、その鮮明さも評価の対象となります。
④カラット(Carat)
・重量:他の条件が同程度であれば、カラット数が大きいほど価値は高くなります。
特に5カラット以上のものは、カラットあたりの価格が上がる傾向があります。
⑥産地(Origin)
・特定の産地のもの:ブラジルのオウロ・フィノ産のピンクトルマリンは、最高品質として特に高く評価されることがあります。
また、マダガスカル産の濃いピンク色のものも高価な傾向があります。
少し多いですが、ラフテルでは宝石を鑑定させて頂く時はここまで詳しく見させて頂きます。
だからこそ、他店ではお値段がつかなかった宝石でもお値段をつける事が出来るんです。
厳しいからこそ攻めた査定額を提示しますよ。
納得できない場合はお持ち帰りでも全然構いませんので、まずは1度お持ち込みして下さい。
まとめ
今回C様にお持ち込み頂いた『k18wg ピンクトルマリン 5.7g 2.20ct』ですが、良く採掘される石ではありますが、状態もよく、ブローチ以外の使用用途を考えられる物でしたので、石自体も高額査定をさせて頂きました。
ピンクトルマリンに限らず、他の宝石類も必ずお値段はだせます。
実際に持込したら値段がつかなかった、そんな事は絶対にありません。
普段から宝石を沢山取り扱い、見ているからこそ自信を持って査定額を出す事が出来るんです。
今までは捨てていた宝石、デザインが古いから諦めていた宝石など御座いましたら、まずは御徒町ラフテルへお持ち込みください。
1点1点しっかり査定し、理由も含めて丁寧に査定致します。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。