名前:A様
年齢:60代
所在地:横浜市
買取した商品:お酒 古酒 未開栓 レミーマルタン ルイ13世 REMY MARTIN 金キャップ ブランデー バカラボトル コニャック 700ml 漏れ
買取した品物のご紹介
今回弊社でお買取りさせ頂いた商材は、レミーマルタン、ルイ13世の場からボトルブランデーになります。

こちらのお客様は10年ほど前に自身の会社の社長より頂いたプレゼントで、高価なことは知っていたため飲まずに保存しておいたとのことでした。
しかし最近飲まずに残して置いておくのもと、いろいろお調べになり弊社のホームページをご覧いただいたようでした。
状態
状態を見ていきます。
特に動かすこともなくほとんど同じ場所にいたとのことで箱も損傷はなく綺麗な状態です。

沈殿物などもないです。

残念な点は横向きでの漏れチェックで少し漏れがあったことです。
キャップが少し占める程度ですが、放置しておくとあっという間に劣化が進みます。

場からボトルにも非常に価値があり、かけなどもなく状態は良好です。

査定額
今回弊社で出させていただいたお値段は¥100,000-になります。
査定ポイント紹介
レミーマルタンの「ルイ13世」は、コニャックの中でも最高峰とされるプレミアムブランデーであり、熟成年数40年以上の原酒を100種類以上ブレンドした逸品です。
特にバカラ社製クリスタルボトルが採用されており、酒としての価値に加えて、美術工芸品としての評価も高く、古酒市場やコレクター間で安定した需要があります。
本品は金キャップ仕様で、特に1980年代以前のボトルに見られる仕様であることから、ヴィンテージ性や希少性が評価ポイントになります。
まず査定では、キャップ形状・刻印・付属品の有無が重要です。
金キャップは現行のスクリュー式とは異なり、製造年代が古く希少性が高い反面、コルク劣化による液漏れや揮発が発生しやすい傾向があります。
今回のお品物は漏れが少しあり、これは香味劣化や液面低下(ULL:Ullage)を招くため、飲用価値やコレクション価値が減じる可能性があります。
液面がボトル肩部より下がっている場合は、価値は下がり査定額に影響します。
次に状態の確認です。
未開栓であっても、液漏れ跡やラベルの汚れ、変色、カビ、化粧箱の有無や状態は評価に直結します。
バカラボトルは特に本体の欠け・ヒビがないか、底面のバカラ刻印やシリアルナンバーの鮮明さを確認します。
バカラ刻印が古いサンドブラスト式や刻印なしの初期タイプであれば希少性が上がります。
さらに付属品の有無も査定額に大きく影響します。
専用化粧箱、替え栓(クリスタル製ストッパー)、冊子、外箱、保証書などが揃っている場合は評価が上がります。
欠品がある場合や外箱に破損・汚れがある場合は減額要因です。
市場需要については、ルイ13世は海外需要も高く、特に金キャップのオールドボトルはコレクター間で人気ですが、液漏れ個体は主にディスプレイ用途で取引されることが多く、飲用目的では敬遠されがちです。
そのため、漏れありのボトルは完品の半値以下になることもあります。
総合的に査定額は、①製造年代・金キャップの希少性、②液面・液漏れの程度、③ボトル・付属品の状態、④市場相場動向によって決まります。
液漏れはマイナスですが、金キャップかつバカラボトルのヴィンテージ品として一定の価値があるので今回のお値段を付けさせていただきました。
まとめ
今回は洋酒の査定をさせていただきました。
弊社ではその他にもあらゆる商材の取り扱いをさせていただいており、貴金属はもちろんイミテーションアクセサリーや壊れている時計、テレカや切手のど幅広い分野でのお取り引きがあります。
お家に眠っているものなどありましたらまずは弊社までお問い合わせいただくか、足を運んでいただけると幸いです。