中国切手買取実績 徐悲鴻 奔馬 切手
お客様情報
お客様:I様
所在地: 茨城県
年齢:70代 女性
買取方法: 宅配買取
売却品:徐悲鴻 奔馬切手 10種完(T28)
買取を依頼した理由
何十年前に日本の記念切手と合わせて、当時は値段が安かった中国切手も切手販売店で購入されていたそうです。たまたま、中国切手を査定するという弊社のチラシをみて査定を依頼。
中国切手は値段が高騰しているとの話はなんとなく聞いていたが、正直どの切手がそうなのかよく分からないとのことでした。
買取金額
¥5000
中国切手査定したポイント
こちらの奔馬切手は10種完となっており、買取価格が10種完・未使用の場合で5000円ほど。
何万円もする高値の中国切手ではないものの、美品状態であれば査定は高くなります。
1978年に発行された奔馬切手は小型シートと特別切手が発行されてます。
切手よりも小型シートの方が高い値段が付きます。
今回のお客様はバラ切手のみお持ちでしたが、小型シートであれば状態がよいものであれば、4万前後の値段がつきます。
奔馬切手(T28)」は、中国近代画家の巨匠と名高い徐悲鴻の名画、「奔馬」が図案として採用されています。
躍動感ある水墨画が素敵で、観賞用として手元に置いておきたい中国切手ですね。
徐悲鴻の手掛けた馬の絵はハガキの図案にも採用されており、現在も人気がある画家です。
徐悲鴻は1895年から1953年にかけて活躍した画家。日本に滞在していたこともあるようです。
彼が得意としていたのは、この切手の図面の通りの馬の絵。
今にも駆け出していきそうな、臨場感溢れる力強い絵画です。
徐悲鴻の水墨画は高値で取引されており、「柏樹馬」が約3億9096万円、「贈陶麟書」が約2億6064万円もの値段がついているそう。
徐悲鴻に限らず名画家達の絵が手軽に楽しめる切手は、やはり素晴らしいものですね。
徐悲鴻莽馬シリーズは徐悲鴻が得意とした馬の絵を図柄に採用した切手シリーズで、中でも小型シートの流通量は少なく高い値段で買取されています。
切手と小型シートのセットであればコレクションとしての価値が付随しますので、更なる高値をのぞむことも出来ます。
徐悲鴻莽馬シリーズを全種類持っている場合には分けて買取してもらうのではなく、全て揃っている状態で買い取ってもらうことをおすすめします。
中国切手買取 まとめ
切手の形状で、単片(バラ)・田形・横連・縦連・ブロック・シートなど様々な形が存在しております。
基本的には、希少性・特殊性のある切手の場合は、シートが単片よりも高額になる場合が多いです。
単片では高額なお買取が期待できない切手でもシートでしたら、高額なお買取をさせて頂ける事が多いです。
シートではなくでも、同じ種類の切手が横につながっていたりすると価値は変わる事もございます。
また、今回の徐悲鴻シリーズのように、小型シートと、バラ切手のシリーズ物の場合は、バラ、小型シート、共に揃っての売却の方が単体での売却より高い買取額となります。
ちなみに、下記写真が徐悲鴻 小型シートです。