中国切手買取実績 梅蘭芳舞台芸術切手 小型シート
お客様情報
お客様:S様
所在地:山口県
年齢:70代 女性
買取方法: 出張買取
売却品: 中国切手 梅蘭芳舞台芸術切手 小型シート(紀94m)
買取を依頼した理由
主人の遺品整理を行うことになり、あまり趣味も何をしていたかは覚えておりませんでしたが、書斎の棚をあけてみるとファイルがびっしりと並んでしました。
最初は本かと思い開いてみると1枚ずつ和紙に挟んだ切手が出てきました。
どうにもできないし、ファイルは重たいしどうしようもなかったので、以前お友達が切手を買ってもらった業者さんに連絡していただいたところ、わざわざ東京からおいでになるとのこと。
遠いのに申し訳ないと言ったら、それだけあるならぜひ査定させてください!とおっしゃっていただき、1週間後にお越しいただきました。
査定に来られた方もあまりの量にびっくりしていたのではないでしょうか。
さすがの量なので、査定しきれない分は明日再度行うとのことで2日間にわたって見ていただきました。
最終的にお聞きした査定額はとんでもない金額で、主人はどこからこのコレクションを買うお金をねん出していたかは疑問ですが、ありがたくご売却させていただき、主人のお墓も新しくできました。
遠いところまで来ていただいた上に、高額査定をしていただき感謝をしております。
大したものはありませんが、娘にも私の遺品整理はラフテルさんにお願いするように言っておきますので、またサービスしていただきますようよろしくお願いいたします。
(お客様アンケートより)
買取金額
750,000円
中国切手、査定したポイント
この度の商品は「中国切手 梅蘭芳舞台芸術切手 小型シート(紀94m)」です。
正直とんでもないものが出てきました。とんでもないものはこれだけではありませんが、プレミア切手の中では単体でトップクラスに入る商材です。
こちらが入っていたのは中国切手のボストークの中です。
1949年~のもので特に高額な切手の宝庫です。もちろんながら、ボストークは未完であり、抜けや消印は多数あったものの、この紀94は異彩を放っておりました。
状態も超美品です。偽物かもしれないと思いましたが、鑑定し真贋判定後、興奮しました。梅蘭芳舞台芸術は全8種ありますが、その中でも小型シートは別格です。
それは後程記載をします。
この度はボストークに収集されている中国切手や日本の記念切手など多数ありましたので、単体で査定をさせていただくと750,000円をつけさせていただきました。
恐らく中国の爆買いブームが過熱していたMAX時なら120万~150万くらいはついていたのかもしれません。
そのくらいプレミアな商品なのです。近々の取引価格は50万~75万でしたので、MAX値を出させていただきました。
中国切手買取 まとめ
大変貴重なお品物をご売却いただき、まことにありがとうございました。
この「中国切手 梅蘭芳舞台芸術切手 小型シート(紀94m)」は全世界で発行枚数が2万枚と大変少ない上に、残存枚数が少ない商品です。更に未使用品となると更に少なくなります。
この梅蘭芳舞台芸術切手は8種あり、通常のバラ切手もあります。
バラ切手も高額なプレミア切手となっており、8種完・未使用であれば7~8万はすると思われます。発行枚数が少なく、希少性が高い物で、美しいデザインということもあり、切手収集家の中では眉唾物の商品と思われます。
この切手の図案は当時の中国で非常に人気のあった女形の京劇俳優である「梅蘭芳」で実在した人物です。
当時の中国の内覧の中で発行された安らぎの1枚とでもいうのでしょうか。
大変魅了されるお品物です。ディープなコレクターでも実物を見ることはあるかないかでしょう。
いかに切手収集家といえどなかなか本物に巡り合うのは難しいと思われます。
本当に,S様のご主人さまはどのように取得されたのでしょうか。大変気になるところです。