買取した商品のご紹介
今回買い取らせて頂いた品物は象牙の一本牙になります。
象牙と一言で言ってもアフリカ象の牙と、インド象の牙の二種類が存在します。
インド象の牙は流通量が非常に少なく、古美術品として扱われており、最高級品とされています。
その為、流通しているほとんどの象牙はアフリカ象の牙です。
さらには、アフリカ象の牙の中でも二種類存在しておりソフト象牙とハード象牙があり、生息地の違いや、環境や餌の違いなどで品質が変化します。
一般的にはハード象牙のほうが美しく価値も高いとされており高額で取引されています。
そして今回買い取らせて頂いた象牙は、アフリカ象のハード象牙になります。
写真ではとても分かりづらいかと思いますが数枚載せさせて頂きます。
状態
上記の写真の通り状態は、表面の黄ばみや変色等がほとんど無く、手入れをされていたのがわかります。
さらにこちらの象牙には下記の写真で分かる様、詰め物が一切されていませんでした。
象牙の売買には、象牙の状態によって価格が変わります。
その為、黄ばまない様お手入れをする事が大事です。
象牙は湿気や日光に弱く、直射日光に長時間当ててしまうとすぐに黄ばんできてしまいます。
湿気にも弱く、汚れを落とす等のお手入れをする際に水拭きをし、そのまま自然乾燥させてしまうと黄ばみや変色の原因になってしまいますので、お手入れをする際は水拭きをした後必ず乾拭きをし、日陰で保管するようにしましょう。
それだけで売却する際の査定額が大きく変わります。
査定額
今回査定させて頂いた象牙は、アフリカ象のハード象牙で重量13.7㎏になります。
そして、上記に記させて頂いた状態から査定させて頂き、27万円をつけさせて頂きました。
査定ポイント紹介
査定のポイントとして今回は3点、ご紹介していきたいと思います。
まず一つ目に、重量です。
状態などを考慮して1㎏の単価を計算するのですが2kg~10kgと10kg~20kgの単価が違う為、10kgを超える場合単価が高く高額になります。
二つ目として根元から約3分の2まである空洞の詰め物です。
空洞にされている詰め物が練物だった場合すべて除去し重量を図るのですが、稀に重量を重くする為に鉛が詰められている場合が御座います。
その場合は、査定額が下がってしまいます。
三つ目として、象牙にキズや欠け、割れが無いかということです。
きれいなものと割れたものどちらが高く売れるかと聞かれたら皆様きれいなものと答えるのと同じです。
象牙は一見頑丈そうに見えますが、大きな衝撃などを与えてしまうと割れてしまったり、欠けてしまうことがあるので注意しましょう。
まとめ
最後までご覧頂き誠に有難う御座いました。
2019年現在象牙の価格は低下している傾向がございます。
お持ちの象牙がありましたら早目のご売却をお勧めしております。
その際はぜひ弊社ラフテルまでご依頼頂ければと存じます。
スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。