宝石買取実績 翡翠 リング Pt900 3.96ct
お客様情報
お客様: T様
所在地: 神奈川県
年齢: 70代
買取方法:出張買取
売却品: 翡翠(ヒスイ)リング Pt900 7.4g 3.96ct D0.28ct
翡翠(ヒスイ)リング 買取を依頼した理由
置物を着たときに着けていたんだけど、最近はほとんど着物を着なくなったので、持ってても仕方ないので売りたいとのことでした。
買取価格
翡翠(ヒスイ)リング買取金額 ¥55,000-
翡翠(ヒスイ)リング査定したポイント
ヒスイのポイントは、色と透明感で決まります。
当底に大きさも加わります。
色はひとこと、緑です。
薄かったり黒かったりしてはいけません。
ろうかんと呼ばれるものが最高級だと言われています。
こちらのヒスイは残念ながらろうかんではありません。
しかしいい色の方です。
透明感もまあまあです。
ですからヒスイには3万円お付けしました。
トータルで65,000円の買取り額になります。
ヒスイは大きさもある程度なければお値段はつきにくいものになります。
こちらは4キャラ近いのでそこそこです。
翡翠(ヒスイ)リング買取 まとめ
古いヒスイの製品には、ヒスイの重さは刻印されていなかったのです。
それはなぜか、諸説あると思われますが、大きさを表すときは、おおぶり、ちゅうぶり、こぶりといっていたんです。
おおざっぱですね。
なぜそんな言い方をしていたのか品質重視だったと思われます。
ヒスイの最大の価値は色と透明感だったんですね。
当然そこには大きさも必要になってきますが。
だからむかしは刻印が入ってなかったんですね。
見てくれ判断です。
だから原石の取引も、一個いくらとゆうような取引だったらしいです。
何か東洋的な感じがするのは私だけでしょうか。
よく中国でヒスイと呼ばれている置物などがありますがそのほとんどがネフライトと呼ばれる全く別物です。
見た目がよく似ているので混同されがちですが。
価値は全く違います。
中国で産出するのは、ネフライトですが、ヒスイはジェダイトと呼ばれ、主にミヤンマーで産出します。
ジェダイトは、モース硬度は6.5~7ですが。靭性が高く、かなり割れにくい特性を持っています。
ダイヤモンドは一番硬い物質ですけども、衝撃には弱いところがあります。
しかしヒスイは衝撃にも強く粘り気があるので割れにくいのです。
色もいろいろありますが、宝石として扱われるのは。
緑にほかには、紫色があります。
ラベンダーヒスイといわれ、一時期一世を風靡しました。
しかし残念ながら、買取ではあまり評価は高くありません。
ろうかんといわれるヒスイになると、高額で取引されます。
ですからヒスイもご多分に漏れず、処理をされているものは少なくありません。
一番よくあるのが表面を無色のワックスで光沢を出しているものです。
この処理はエンハンスメントになるので、天然と判断されます。
しかし樹脂の含浸や染色はトリートメントになるので価値はなくなってしまいます。
そのほかにも、これは実際にあったのですが、表面だけ薄いヒスイで、中に緑の液体が入っていたのがありました。
ペンライトで透かして見ると明らかに、層になっていました。びっくりです。
先日も65キャラのヒスイの買取があったのですが、色が薄い緑であったため10万円の買取り額だったんですが、もしそれがろうかんだったら、2,000万円だったらしいです。
なかなかないですね。
一度来てほしいものです。
ヒスイというのはそれほどの評価の幅が大きいので、査定は気を使います。
色むらもよくあります。
色むらのない色がいまいちのものと、むらはあるが、色がきれいな部分があるものと、難しいところです。
そこまでくると個人的な好みにもなってくるので、ヒスイはほんとに難しいです。
そんなところが東洋的で神秘的なところかもしれません。
類似石も多く,クリソプレーズなどは、気を付けなければなりません。
色はヒスイほどの重厚感はありませんが、明るい緑のきれいな石です。
デザインがシンプルなものが多いので比較的にわかりやすいと思いますが、ダイヤなどが使われていると、間違えやすいです。
気を付けましょう。