宝石買取実績 翡翠 リング Pt900 6.09ct
お客様情報
お客様: H様
所在地: 茨城県
年齢: 40代女性
買取方法:出張買取
売却品: 翡翠(ヒスイ)リング Pt900 6.7g 6.09ct D0.33ct
翡翠(ヒスイ)リング 買取を依頼した理由
祖母様の遺品との事でお持ちになりました。
お客様も何の石だか知らない様子でした。
他にも数点の色石を査定にお持ちになられました。
弊社のチラシの色石の高額査定の例を見て、査定を依頼されました。
買取価格
翡翠(ヒスイ)リング 買取金額 ¥60,000-
翡翠(ヒスイ)リング 査定したポイント
今回の査定のお品物はラベンダー色のヒスイです。
お客様はヒスイは緑色というイメージをお持ちになっていたので、この色のヒスイがある事を知らなかったご様子でした。
ヒスイには多様なカラーがあり、緑、薄紫、赤、オレンジ、黄などと大きく分けて15色の色があると言われています。
ヒスイは色、照り、大きさによって査定の値段がピンからキリまであります。
ヒスイの中でも、最も高品質なものは、「ロウカン」と呼ばれるもので、アップルグリーンで透明度が高く、傷やムラが無い最高品質のものです。
基本的にヒスイの色は緑色が一番人気あり、透明度が高くてムラがなく、明るく美しい緑色が濃いほど評価は高くなります。
宝石としての評価は緑色が一番で、二番目がラベンダーヒスイ、その他は評価が落ちてしまいます。
ラベンダーヒスイの評価が高いもので、色が濃いものは、希少性があり10ctを超える大きな石になると値段も高くなっていきます。
ですので、ラベンダーヒスイで査定が高くなるのは、色が薄いラベンダーヒスイよりもラベンダー色が濃いほうが値段が付くということになります。
今回のお客様がお持ちになったラベンダーヒスイは石の大きさが6.09ctです。
ラベンダーヒスイは緑色のヒスイと比べると、大きなサイズが採れやすいので、ラベンダーヒスイとしては一般的なサイズになると思われます。
透明度はあったのですが、色としては濃い目の色まではいかないものでした。
しかし、品質的には良くないものではありません。
艶やカットの高さもありましたので、きれいなラベンダーヒスイの部類です。
Pt900の地金代と両サイドのダイヤが2石で0.33ctついてますので、ラベンダーヒスイの石代を合わせて、トータルで60,000円の査定をさせてもらいました。
ラベンダーヒスイ自体の値段は30,000円程です。
今回は石の大きさが6ctあり、色もラベンダー色がしっかり乗っていたヒスイでしたので、この値段をつけさせてもらいましたが、正直2ct前後の大きさですと、さほど値段は付いてきません。
また、カットが平らなものや、カボッションカットでないものは、査定の評価も下がってしまいます。
翡翠(ヒスイ)リング 買取 まとめ
一般的に翡翠と呼ばれている石は鉱物として化学組成の違いから「硬玉 ジェダイド」と「軟玉 ネフライト」に分かれています。
硬玉の方のみが宝石としての価値が認められており、軟玉は半貴石扱いとなってしまいます。
安い値段で売られている翡翠はほとんどが軟玉で、中国などで売られている翡翠も軟玉です。
翡翠のイメージと言えば中国のイメージがありますが、中国で採れる翡翠は軟玉のみで、宝石用の鉱物、本翡翠と呼ばれるものは採掘されません。
本翡翠で現在宝飾用、商業用としての産地はほとんどがミャンマー産になります。
最近では高品質の翡翠が少なくなっており、良い翡翠は希少価値が高くなっています。
良い翡翠には買取相場も上昇傾向にあると言えます。
特に先ほどにも述べましたが、ロウカンと呼ばれるアップルグリーン色で透明感のある最高品質の翡翠にはかなりの値段がついています。
1ctあたりで数十万の価値があるものもあるのです。
このロウカンは今の市場ではなかなか売られておらず、売られていたとしてもかなり昔に流通があった中古品のみです。
もし、今回のお客様の様に遺品等の中に、アップルグリーン色の翡翠があれば、一度査定に見てもらっても良いと思います。
仮にアップルグリーン色の翡翠でなくても、緑色やラベンダー色の翡翠がありましたら、高額の査定をさせていただきますので、是非とも弊社にご相談下さい。