ダイヤモンドの価格が上昇している?!ダイヤモンドの売り時はいつ？

ダイヤモンドはいつの時代も一番人気のある宝石です。最近使わなくなったダイヤモンドのジュエリーを手放そうと考えたことはありませんか。ダイヤモンドは買取ができるジュエリーです。

でもダイヤモンドを売るにはいつがベストなのでしょうか？調べてみました。

ダイヤモンドの価格の秘密をご存知ですか？

ダイヤモンドは厳重に品質管理を行い、その市場価格もコントロールされています。いったいどのような流通のしくみになっているのでしょうか？

ダイヤモンドは昔から多くの注目を集めてきた宝石です。今のように大きなダイヤモンド鉱山は発見される前は、偶然地上に出てきたダイヤモンドをめぐって争いが起きたり、富の象徴となる存在でした。歴史上の人物が有名なダイヤモンドを欲しがり、数々のエピソードを残しています。

ダイヤモンドをめぐる争いが絶えなかったため、現在ではダイヤモンドの採掘や加工、流通、取引の価格もすべてコントロールされています。需要と供給のバランスを第一に考え、世界経済に影響が出ないように保たれているのです。

ダイヤモンドの管理は、大手ダイヤモンド会社のデビアス社が中心となり行っています。ダイヤモンド鉱山はブラジルやインド、南アフリカなどにあり、年間の採掘量も計画を立てて行い、必要な量しか採掘していません。

このようにコントロールすることで、ダイヤモンド会社も絶対に損をすることがなく、ダイヤモンドの価値そのものも守られています。

最近では金やプラチナと同じ感覚で、資産としてダイヤモンドを購入される方も増えています。安定した価格を保つダイヤモンドも、昨今の世界経済の影響や、インドや中国の富裕層によるダイヤモンド購入の影響もあり、じわじわと価格が高騰してきました。

その動きに目をつけて、資産運用をする目的でダイヤモンドを購入する方が増えてきています。

大きな利益にはつながりにくいと言われてきたダイヤモンドですが、他の資産運用や投資の状況が厳しいなかでは、その安定した価格は投資家にとって大きな魅力としてうつるようです。

安定した価格を守るダイヤモンドですが、はたして価格が上昇する時があるのでしょうか？

ダイヤモンドは採掘から加工、流通までコントロールされています。それでもやはり年々採掘量が減ってきています。採掘される量が減れば市場に出回るダイヤモンドも少なくなり、需要に届かない量であれば価格は上がります。

ダイヤモンドの生産量が減る時には、逆にダイヤモンドの売り時とも言われています。特に日本にはバブル景気の時に購入されたダイヤモンドが、数多く眠っています。その金額は3兆円とも言われており、品質が高いダイヤモンドがゴロゴロしているのです。

アジア圏ではダイヤモンドの人気が高まっているため、いわゆる中古のダイヤモンドでも買い求めたい人が多くいます。ダイヤモンドを手放すなら、売り時は今です。

ダイヤモンドの価格は残念ながら下がることがあります。ダイヤモンドの価格はあくまで需要と供給のバランスの上に成り立っているので、需要が減り供給が追いつけば、今までのような高値は止まり、また価格が下がることになります。

また日本にとってダイヤモンドは輸入品です。日本でダイヤモンドは産出されないため、海外から輸入して、ジュエリーとして加工し販売しています。

そのためダイヤモンドの価格が下がっても、日本に輸入した場合、関税や中間マージンの関係で、残念ながら大幅に価格が下がることは少ないと言われています。新規でダイヤモンドを購入する場合は、あまり影響がないでしょう。

しかし現在手元にあるダイヤモンドの価値そのものは、年月が経っても変わることはありません。価格相場の変動により買取の金額に多少の変動はありますが、長年大切にしてきたダイヤモンドの価値はすり減らないのです。

この先、ダイヤモンドの価格は全体的に下がっていくことが予想されます。インドや中国の富裕層のブームも一段落して、いわゆる爆買いも終息してきました。貴金属や宝石もある程度買い尽くされてしまい、じわじわと買取価格の高騰も落ち着きはじめています。

富裕層によるダイヤモンドの購入は、自国の通貨への不信感から、資産価値が下がらないダイヤモンドを求めることが多かったのですが、最近では各国の経済状況が安定してきたこともあり、やはり今までのような高値は続かないとされています。

いかがだったでしょうか？ダイヤモンドの価格の上昇や売り時についてご紹介しました。やはり安定したダイヤモンドの価格は多少の変動はあるものの、他の貴金属や宝石とくらべると、大きな変動がない宝石です。

買取を考える場合は、まだ高値が続いている今が売り時です。ぜひ鑑定書を忘れずに相談することをオススメします。