ダイヤモンドを購入するときに気になるのが、定価の存在です。1カラットのダイヤモンドの値段に、定価があるのか気になると思います。実は、ダイヤモンドに定価はなく、1カラットの値段もバラバラです。
この理由は、ダイヤモンドは消費者にたどり着くまでに、通るルートが全然違います。そのため、同じ品質の1カラットダイヤモンドだったとしても、最終的な値段が変わってくるのです。また、ダイヤモンドの品質によって、同じ1カラットのダイヤモンドでも値段は違います。品質が高いダイヤモンドほど、値段は高くなります。そのため、1カラットのダイヤモンドを購入するときには、ダイヤモンドの品質と値段のバランスを重視するのがおすすめです。
1カラットのダイヤモンドの値段は変化し続ける!
需要と供給によって変動!
1カラットのダイヤモンドの値段は、日々変動しています。なぜなら、ダイヤモンドの値段は、需要と供給によって変動するものだからです。ダイヤモンドに限らず、市場は需要と供給のバランスで成り立っています。需要が高まって供給が足りなくなれば、値段は上がります。逆に、需要が減って供給が余ってしまうと、値段は下がってしまうのです。
この需要と供給のバランスは、1カラットのダイヤモンドでも同じです。そのため、1カラットのダイヤモンドの値段も日々変動するものであり、需要が減って値段が下がっているタイミングで購入するのがおすすめとなっています。
外国為替相場で変動!
日本で販売されているダイヤモンドは輸入品となっています。日本ではダイヤモンドを採掘することができません。そのため、日本で流通しているダイヤモンドは、すべて輸入品となっているのです。そして、輸入品となれば必ず関係してくるのが、外国為替相場となります。基本的に、ドルに対して円安になるほど1カラットダイヤモンドの値段は高くなります。
逆に、円高になるほど1カラットダイヤモンドの値段は安くなるのです。そのため、国内でダイヤモンドを購入する際には、円高のタイミングで購入するべきでしょう。ただし、海外でダイヤモンドを購入する場合には、また別になるので注意してください。
流通コストによって変動!
1カラットダイヤモンドが変動する理由は、流通コストによるものでもあります。先ほど紹介したように、ダイヤモンドはすべて輸入品となっています。そのため、ダイヤモンドは買付をする必要があるのです。買付けから販売店まで、様々な中間業者が介在しています。それぞれの中間業者がマージンを取っており、さらに販売店の運営費や在庫維持費、広告費なども必要です。その結果、最終的な1カラットダイヤモンドの値段は、流通コストによって異なってくるのです。
1カラットダイヤモンドの買取の値段は?
買取の値段も日々変動!
1カラットダイヤモンドの値段は、様々な要素から違います。そこで気になるのが、1カラットダイヤモンドの買取の値段についてではないでしょうか。買取の値段についても、日々変動しています。買取の値段が変動する理由は、需要と供給によるものです。需要が高まることで、ダイヤモンドの価値が上がるため、買取の値段も上がります。逆に、需要が減ってダイヤモンドの価値が下がれば、買取の値段も下がるのです。
そのため、1カラットダイヤモンドを買取に出す際には、値段が上がっているタイミングがベストとなっています。
品質やブランドがポイント!
1カラットダイヤモンドの買取の値段は、品質やブランドによっても異なります。同じ1カラットのダイヤモンドでも、高品質のダイヤモンドの方が買取の値段が高くなります。ダイヤモンドの品質としては、4Cがポイントです。4Cとは、カラット(重さ)・クラリティ(透明度)・カラー(色)・カット(形状)の4つの要素のことです。いずれの要素にもグレードがあり、グレードによって品質が異なります。また、ハイブランドや有名ブランドほど、買取の値段が高くなる傾向があります。なぜなら、ハイブランドや有名ブランドだと、それだけで付加価値があるからです。デザイン面でもプラスに働くことが多く、買取の値段が高くなる可能性があります。
まとめ
ダイヤモンドの値段には、定価というものがありません。そのため、1カラットのダイヤモンドの価格はバラバラとなっています。同じ品質でも、流通コストによって値段が変わってくるのです。また、ダイヤモンドの品質が違えば、同じ1カラットのダイヤモンドでも大きく値段が異なります。そのため、ダイヤモンドの品質と値段のバランスを考慮してダイヤモンドを選ぶのがおすすめです。
ダイヤモンドの値段は変動しています。その理由は、需要と供給や外国為替相場、流通コストによるものです。買取の値段についても変動しているため、購入・買取どちらの際でも、自分にとって有利なタイミングで取引するのがおすすめです。ベストのタイミングを見極めて、購入もしくは買取をするようにしましょう。