名前:K様
年齢:70代
所在地:札幌市
買取した商品:珊瑚 プラチナリング
買取した品物のご紹介
今回お買取りさせて頂きました。
13.3mm赤珊瑚のプラチナリングです。
沖縄出身のお客様が北海道に嫁ぐ際に作られたそうです。

状態
表面に目立ったキズなどはあまりありません。
あまりテリはないようにもみえます。

奇麗な球状です。

真上から見るとくすみがわかりやすいです。
下からも拝見させて頂きます。
大きな虫食いと土台で見にくいですが、色が白っぽく見えるのがわかります。

査定額
¥55000-
査定ポイント紹介
初めに表面
傷や凹凸、白濁、虫食い、ヒビなどです。
次に色です。
血赤珊瑚では明るい赤色よりも赤黒い珊瑚の方が高価です。
日本産の赤珊瑚には「フ」と呼ばれる白い模様が入っており、「フ」の入っていないものの方が高価です。
まとめ
珊瑚とは、クラゲやイソギンチャクの仲間に分類される生物です。名前は「サンゴ虫」に由来しています。珊瑚の中でも、宝石としての価値があるものは珊瑚礁ではなく、サンゴ虫と呼ばれる種類なんです。
サンゴ虫は、触手を広げて「ポリプ」の群体を構成する性質を持っています。ポリプの群体から骨格となる「カルサイト」が形成され、珊瑚と呼ばれています。
サンゴ虫が形成するカルサイトを研磨することで、美しい光沢が生まれるのです。
また、珊瑚は「炭酸カルシウム」を含む多くのミネラルから構成され、真珠と同じ成分といわれています。
日本の珊瑚は世界中で人気があり、価値の高いと言われている赤珊瑚の主な生産地も日本です。
日本産の赤珊瑚は、色合いと品質から海外で人気があり、海外輸出も大量に行われていました。
日本の珊瑚の輸出量の大半が中国向けだと言われていたこともあり、その人気から密漁が問題視されています。
2014年には中国の魚船によって大量の珊瑚が密漁され、被害にあった海底は砂漠化してしまいました。
法改正によって厳重な取り締まりが実施されましたが、珊が採取できる場所・量は減少傾向にあるようです。
珊瑚は色の違いでも価値が変動する特徴があります。赤珊瑚や桃色珊瑚、白珊瑚、黒珊瑚、金珊瑚などがあり、買取価格が異なります。
中でも価値が高いと評価されるのは赤珊瑚ですが、日本で採れる赤珊瑚の色合いは幅広いことで注目されています。
特に、黒味を帯びた赤色であるほど、珊瑚の価値が高くなります。「オックスブラッド」と海外で称されているように、宝石としての価値を持ち合わせているのも特徴です。
珊瑚をお持ちの方、お気軽にお声がけください。