本日は、先日出張買取りのご依頼を頂いたお客様から買取りさせていただきました日本刀をご紹介させていただきます。
刀の歴史は今から何百年も昔に遡ります。
コレクター収集家も多く、日本以外の国でも人気の高いジャンルの一つです。
今回は刀の査定ポイントや、買取り時に必要な事前準備などをまとめましたので、是非ご覧になってください。
【本日ご紹介する刀剣】
まずは刀剣のご紹介からさせていただきます。
全体のお写真からご覧ください。
太刀 備前國友成となります。
銘にもあります備前国とは現在の岡山県東南部を占めた旧国名です。
備前国は日本一の刀の産地として数々の名工を輩出した地域でもあります。
続いて銘の部分を見てみましょう。
銘は「茎」(なかご)と呼ばれる普段は持ち手となる柄に覆われている部分に刻まれています。
友成は平安時代を代表する日本最古の三名匠とも称されており、皇室へも献上する程の名工でした。
国宝、重要文化財などにも認定されるなど、歴史的に代表する名工の一人でもあります。
【刀剣の売却方法について】
続いて刀の売却方法についてのご案内です。
刀を売却する際には「銃砲刀剣類登録証」という登録証が必要になります。
銃砲刀剣類登録証とは、長さ、反り、目釘穴の数、銘が記載されており、登録番号が割り振られている刀剣類を所持する為に必要な登録証です。
この登録証がない刀剣は、日本刀として認められない為売却ができません。
また、銃砲刀剣類所持等取締法により、登録証がない刀剣を所持する事は違法となります。
紛失した際や万が一登録証のない刀剣を譲り受けた場合は、所轄警察署の生活安全課へ新規発行手続きを行い、登録証を取得してください。
【刀剣の査定ポイント】
続いて刀剣の査定ポイントをご紹介します。
刀剣だけでも数多くの種類があり、脇差、短刀、薙刀、槍、太刀、などが挙げられます。
高額査定になるケースとしては刃先が長いものが多く、70cm以上の大太刀などは大変珍しく、何十万、何百万などで取引される事も数多くございます。
また状態も非常に重要なポイントになります。
今回ご紹介する刃先をご覧ください。
【まとめ】
ラフテルでは、日本刀や骨董品の買取も行っております。
一般的な買取業者では、買取を行っていないようなものでもラフテルでは高額買取を実現させています。
「売れるかわからないから捨ててしまう」、「売り方がわからない」というようなお客様は是非、一度ラフテルにお問い合わせ頂ければと思います。
ラフテルでは、遠方のお客様にも対応できるようにと「宅配買取」や「出張買取」もご用意しております。
それでは、沢山のお客様からのお問い合わせをお待ちしております。
素材が鉄な事もあり、水分や直接素手で触った際に付着した皮脂などから錆がでてきてしまう事もあり、保管状態によっては錆で覆われてしまっている刀剣なども度々目にする事もございます。
ただし、制作された時代や刀工銘によっては状態問わず高額査定になるケースもございますので、ご自身で研がれる前にそのままの状態で専門業者へ鑑定してもらう事をオススメします。
今回は14万円にて買取りをさせていただきました。
本日は刀剣の売却方法や査定ポイントのご紹介をさせていただきました。
刀の歴史は長く、何百人もの刀工が作った刀が日本には数多く存在します。
時代物としての価値だけではなく、当時の歴史的人物に献上していた刀や、実際の戦で使われた刀、有名な武将が愛用していた刀など、沢山のストーリーが刀剣の世界には存在します。
皆さまも、刀の売却でお困りの際は、是非当社までお問合せください。
ラフテルでは刀剣に精通した鑑定士が数多く在籍しており、誠実に鑑定させていただきます。
皆さまからご安心、ご納得いただけるよう日々努めております。
些細な事でも、是非お気軽にご相談ください。