クラシックギターについて
クラシックギターとは標準的には6本の弦を張り、19のフレットになります。
基本は弦を弾き音を出し、弦の太さ等や指で弦を抑えることにより高音や低音を出します。
こちらがクラシックギターです。
ボディ等は木材を使用していることが殆どでさまざまな木材が使用されています。
クラシックギターの有名ブランドや製作者について
クラシックギターはさまざまなブランドや人気の製作者のギターがあります。
クラシックギターの有名なブランドや製作者をご紹介いたします。
まずは日本の有名ブランドや製作者をご紹介します。
日本の楽器メーカーでギターだけでは無く、ピアノやエレクトーン、管楽器や吹奏楽器、ドラムや弦楽器だけでは無く学校用の楽器等幅広く取り扱っているヤマハも有名なクラシックギターブランドの一つになります。
ヤマハのクラシックギターはGCシリーズ等の高額なギターが多数あります。
日本では小平ギター等も有名になります。
小平ギターは良質な材料を使用し職人さんが一本ずつ製作するとても素晴らしいギターブランドになります。
桜井正毅氏が作るギターも人気があります。
1988年の第四回パリ国際ギター製作コンクールで第1位になった桜井正毅氏が製作するクラシックギターは日本が誇る現代の名工の作品になります。
又、桜井正毅氏は河野ギター製作所で河野賢氏とも活動しており、共に製作していた河野ギターも世界的に人気の高いクラシックギターになります。
他にも日本人製作者は多数いて、黒澤 哲郎、田邊雅啓、今井勇一、加納木魂、佐久間悟、井内耕二など有名な方がいます。
海外のクラシックギターの有名ブランドや製作者もご紹介します。
アントニオ・サンチェスのクラシックギター。
こちらはスペインのヴァレンシアの都市パテルナの工房で製作されるクラシックギターで、ラインナップの多さとスペインギターの伝統を守り、世界中のギターリストから愛用されるクラシックギターになります。
アントニオ・マリン・モンテロのクラシックギター。
1933年にスペインの古い城下町のグラナダに生まれました。
若い頃は家具職人として働いていましたがフェレールのギター工房で3年半修行をして独立しました。
フランスのギター製作家、ロベール・ブーシェに大きな影響を受けており、芸術的に価値の高いギター製作をしています。
アントニオ・トーレスのクラシックギター。
現代のクラシックギターの形や構造をつくったともいわれています。
又、ギターのストラディバリウスとも称えられている製作者です。
アントニオ・トーレスは19世紀の人なので現存数が少なく、価値が高くなっています。
過去にはオークションで1700万円という値がつく程のクラシックギターになります。
ハウザー一世のクラシックギター。
現代でも人気のハウザーの初代クラシックギターです。
今は4代目になっているようですが、初代は19世紀のギターの人になります。
ハウザーは初代、2代目、3代目で音が違うみたいで、それぞれ好きな人がいます。
初代は一番古い時代の人なので希少価値が高いです。
ロベール・ブーシェのクラシックギター。
フランスの画家でありギター製作家でもあります。
生涯で154本のギターしか製作しておらず、希少価値が高いです。
その他にも紹介出来ていないギター製作者の方はたくさんいますが今回は少しご紹介しました。
クラシックギターの査定について
クラシックギターは高額で取引される物がたくさんあり、製作者により音や材質が違いますので人気も異なります。
査定時はまずは市場価値を調べて価格帯を判断させて頂くことになります。
あとは状態の確認になります。
キズや汚れはもちろんですが、保存状態によってはひび割れがありますのでしっかりと確認いたします。
ネックの曲がりなどの状態をしっかり確認して査定金額を付けさせていただきます。
このような箇所の確認になります。
クラシックギターは高額で取引されつことも多く、状態によりことなりますが、希少なクラシックギターになると数百万円の査定金額が期待できます。
査定時のポイントについて
状態がキレイなお品物ほど査定金額が期待できます。
ネックの曲がり等も減額の対象になりますので、使用していないときは弦を張らず緩めて曲がらないようにした方が良いと思います。
ほかにも湿気の管理等も気をつけて保管して良好な状態を保って使って頂くとマイナスポイントが少なくなります。
持ち運びの際もこのようなケースに入れて持ち運ぶようにしてキズが付かないようにします。
まとめ
クラシックギターは美術品と似たお品物でもあり、高額なものですと数百万円の取引金額になります。
今後もどんどん高額になるお品物も多数あるかと思いますのでご自宅のクラシックギターは大切に保管ながら使ってください。