名前:A様
年齢:60代
所在地:福島市
買取した商品:セイコー懐中時計 7N07-0010
買取した品物のご紹介
セイコー7N07-0010懐中時計です。
表蓋付きのハンターケースで、裏面には日本国政府の紋章「桐紋」と 内閣総理大臣の刻印入りです。
直径42mmで、懐中時計としては小ぶりなサイズ感です。
ケースは金メッキで、表蓋の内側にはシリアルナンバーの刻印とうろこ状の模様であるペラージュ仕上げが施されています。
文字盤はシャンパンゴールドで、薄っすらと放射仕上げが施されています。
光の当たる角度によって、模様が浮かび上がります。
大きいアラビアインデックスを配した、視認性に優れたデザインが採用されています。
鎖と紐付きで、鎖の先端はクリップ仕様です。
状態
不動。小傷あり。
査定額
2000円
査定ポイント紹介
懐中時計の歴史は、とても永く、17世紀(1600年代)にはすでに懐中時計が使用されていた記録が残されています。当時は、懐中時計を作れる時計技師がごく少数であったため、ごく一部の王侯貴族が持つ高級品とされていました。
希少性の高いこちらの懐中時計は高額での買取が可能なお品物でした。
お客様は動かない、金ではない懐中時計でも買取が出来ますか?
とご来店頂きましたが、市場での人気があるものは問題無く高額での買取が可能であるこをお伝えするととても喜んで頂けました。
まとめ
懐中時計はその装飾の美しさ、昔ながらのロービートなムーブメント(中の機械)も魅力の一つ。
様々なデザイン・ムーブメントが存在するため、世界中に多くのコレクターも存在します。 この場合、「時間を見る道具」というよりも「芸術品を見る」という目的で集められる方が多いです。
「他の人とは違うものを持ちたい。」
「ただ時間を見るのはつまらない。」
そんな方々に、懐中時計は長く愛され続けています。
また、金属アレルギーの方、仕事上腕時計を着用できない方にとっては欠かせないものとなっております。
鉄道時計やナースウォッチであれば職務上の携帯品として古くから支持されている懐中時計もございます。
実用品として使用される場合
機械式またはクォーツ式のどちらを選んでも問題はありません。
持ち歩かれるのであれば、中身よりもケースに蓋がついているかいないかが注意するポイントになります。
懐中時計を飾られる場合
目で見て楽しめる機械式時計のスケルトンタイプがおすすめです。
持ち歩かれることもあるかと思いますが、機械式時計の魅力をより堪能するために、インテリアとして置かれるのもおすすめです。
趣のある書斎などに飾られると、より空間をおしゃれにしてくれるでしょう。
贈り物に選ばれる場合
上記のことを踏まえつつ、お相手のことを考えてお選びください。
例えば高齢の方の場合、指先でゼンマイを巻く必要がある手巻き式は敬遠される事が多く、アラビア数字文字盤で時刻を確認しやすいクォーツ懐中時計をお選びいただく傾向があります。
ただずっとゼンマイを巻き忘れてしまわれる方や精度を気にされる方には、機械式懐中時計は不向きです。
ゼンマイを巻かず、長い間放置しておくと機械の油分が固まるなど故障の原因にもなりますし、精度はクォーツ式より若干劣ってしまいます。そういった方々には手間のかからないクォーツ式をおすすめいたします。手巻き懐中時計はどちらかといえば玄人向けかもしれません。
是非不要な懐中時計がありましたら一度当社にお問い合わせくださいませ。