名前:A様
年齢:60代
所在地:宇都宮市
買取した商品:pt900 サファイア 4.9g 2.09ct 0.70ct
買取した品物のご紹介
今回ご依頼頂きましたpt900 サファイアのリングです。

中央石としてサファイアをセッティングし、周りにメレダイヤを贅沢に配置して作成されています。
こうする事により中央のサファイアがより一層引き立たてるようになっています。
A様によりますと、昔はパーティーなど大勢の人で集まる機会も多くあったようで、その時にドレスなどに合わせて使用する為に購入したという事でした。
ですが、自分の年齢やコロナなどもあり、そういった機会がめっきりと減ってしまい使う機会がなくなってしまったみたいです。
かといって普段使いには適しておらず、使い道に迷っていて、娘さんやお孫さんに欲しいか聞いた所、必要ないという返答だったようで今回はご売却を決断されたという事でした。
状態
最初の写真よりもう少し拡大してみていきましょう。

サファイアなどの色石のモース硬度といって石によって硬さが違います。
モース硬度とは最大10段階でわけられており、サファイアはモース硬度9になりますので、かなり高い硬度を持った石という事になります。
ちなみに、モース硬度が1番高いのはダイヤモンドになります。
モース硬度が高い石は傷がつきづらくパーティやダンスなど、どこかにぶつけてしまう可能性がある場でも心配せずに使う事ができます。
そんなモース硬度が高いサファイアですが1点だけ心配な部分が御座います。
それが『欠け』です。
仕方ない事ですが、石をカッティングする際に縁の部分は他の箇所よりも薄くカッティングされますので、そこが部分的に欠けてしまう事が稀にあるんです。
中央に配置されている石だからこそ、ちょっとした欠けなどが査定額に響いてしまう事も多々御座いますのでしっかりと見る必要があります。
幸い、A様のサファイアリングは欠けなどは見当たりませんでしたので、サファイアの評価と、周りのダイヤモンドの評価が査定額になります。
最後に裏側からも見てみます。

裏側からみても、サファイアやダイヤモンドの状態は問題ないですね。
土台部分もデザインされて綺麗に仕上がっている事がわかります。
査定額
¥53.000-
今回お持ち頂いたサファイアの色味が良かった事、石はそこまで大きくはないですが、周りにダイヤをセッティングしサファイアを際立たせるデザインになっている事を評価させて頂きこの査定額を出させて頂きました。
他店では、石は査定額が出ないのと返されると言われた事もあるようでしたので、A様としては非常に驚いておられました。
査定ポイント紹介
サファイアリングの査定ポイントをご紹介したいと思います。
①クラリティ(透明度)
・内包物(インクルージョン)や傷、欠けの有無、程度の評価が査定額に繋がります。
②カラット(重さ・大きさ)
・一般的に、カラット数が大きいほど希少性が高まり、価格が上がります。
・市場では、5カラット未満のものが多く流通しており、5カラット以上の大粒のブルーサファイアは非常に希少で高値で取引されている事が多いですので、当然、査定額はアップします。
③カット(研磨技術)
・石の輝き(テリ)に直結する要素です。
・サファイアの特性を最大限に引き出すようにカットされているかが非常に重要になってきます。
・縦・横・深さのバランスが優れており、石の奥から色があふれ出るような輝きを持つものが高い評価を得る事ができ、査定額アップに繋がります。
・カット形状の対称性や、研磨の仕上がり(フィニッシュ)も大事な評価ポイントです。
・カットが浅すぎて中心が透けて見える「ウィンドウ」があるものや、歪な形状のものは当然ですが評価が下がり査定額も下がります。
今回A様にお持ち込み頂きました、pt900 サファイア 4.9g 2.09ct 0.70ctは上記査定ポイントを基準に査定額を算出致しました。
同じ大きさのサファイアでも評価が高ければ倍以上の査定額になる物も御座います。
御徒町ラフテルでは、宝石や宝飾品を数多くお買取りしておりますので、他ではつかないと言われた石でもしっかり査定致します。
勿論、石を外すなんて事はありませんのでご安心下さい。
まとめ
サファイアにおいて重要なのは、『クラリティ』『カラット』『カット』です。
色味によっては査定額の桁も変わる事も多々御座います。
もしかしたら、A様のように昔は頻繁に出番があった宝飾品が今では出番もなくしまったままになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それなら誰か他の人に使って貰う方が嬉しくないでしょうか。
そして、その石が思いもよらず金額になる可能性だってあるんです。
弊社では無料の鑑定も行っておりますので、詳しく知りたい方はご一報をお願い致します。
スタッフ一応、心よりお待ちしております。