名前:H様
年齢:60代
所在地:盛岡市
買取した商品:k18 サファ 6.7g 2.00ct 0.2ct
買取した品物のご紹介
本日お買取りさせて頂きましたアイテムはイエローゴールドのリングになります。

H様のお若い頃に入手したリングのようです。
お祝いのお品としてご家族から頂き、お若い頃はよく着けて出かけていたそうです。
しかし年齢が上がると思に指の関節が太くなっていき、着けられなくなってしまったそうでした。
サイズ直しをして今後も使用していくことを1度はお考えになったようでしたが、宝石の留め方からご希望のサイズまで直すことが難しく長年保管してきたそうです。
他のご家族でもサイズが合う方がおらず、今後も使用しないという事から弊社にご依頼頂く形となりました。
状態
リングの状態を拝見させて頂きます。
宝石のついたジュエリーはメインの宝石に傷がついてしまっていると大幅にマイナス査定となってしまいます。
また周りのメレダイヤが紛失してしまっている場合にもマイナス査定となりますので、細かく拝見させて頂く必要があります。
宝石が欠けやすいのはカットされた端の部分になります。

中央は厚みがある為、中々欠けたり割れてしまったりはしません。
今回使用されている宝石はサファイアになります。
サファイアはモース硬度8の比較的強度のある宝石ですが、欠けない、割れないわけではありませんので、注意が必要となります。
査定額
¥72.500-
今後もご使用にならないとの事でご売却頂きました。
査定ポイント紹介
査定ポイントをご紹介いたします。
まず今回の査定額でメインの金額になっているのは地金の価格となります。
使用されている地金がK18でしたので高額査定につながりやすかったです。
昨今では金とプラチナでは1gあたり1万円程の差があります。
従って使用されている地金がプラチナだった場合、今回の査定額には届かなかったという事になります。
次に宝石の品質を見ていきます。
今回の使用されているサファイアはダイヤの4Cのように明確な評価の指標はありません。
しかし世界中で評価の高いサファイアは色や、照り、輝き等のおおよその指標が決っておりますので、それを基準に評価していきます。
こちらのお写真からもご覧頂けますように今回のサファイアは全体的に暗い印象である事が分かります。

サファイアは青色をした宝石になります。
従って誰が見ても綺麗な青色と感じる物が評価も高く、それに付随し査定額も高くなっていきます。
またとても綺麗なブルーのサファイアはコーンフラワーブルーと別名をつけられており、済んだ綺麗な青色をしています。
もし本当に綺麗な青色をしたサファイアの場合、イエローゴールドを土台としてジュエリーを作成することは絶対ありません。
なぜならば地金の色が宝石の綺麗な発色の邪魔をしてしまうからです。
従ってイエローゴールドに留められた色のついた宝石は、最高級品質の物を使用しているわけではないという見方が出来るのです。
今回のサファイアも色が暗くなってしまっている為、サファイア自体の品質はあまりいい物ではありません。
それによりサファイア自体の査定はあまり高額にはなりませんでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ご使用されていないジュエリーはありませんか。
昨今ではイエローゴールドが高いので、昔流行りにつられて購入されたジュエリーが高額査定に繋がる場合があります。
お気軽にお問い合わせください。